こんばんは!
曇ったり晴れたり、春みたいに暖かかったり凍えるほど寒くなったり。まさに三寒四温といったお天気の毎日ですね。
ジェットコースターのような気温や空気の変化に刺激され、冬の間眠っていた体がゆっくり目覚め始めているようで、春が近いな〜と感じてなんだかわくわくウズウズしちゃいます。
そんな今週末は、愛知県犬山市、わたしの住むまちにある「継鹿尾山(つがおさん)」というお山に登ってまいりました。
この山、大のお気に入りなんです。
サンティアゴ巡礼に行く!そのために登山を始めて修行する!
と決めてから、何度も登っている場所。
植物がのびのびとしていて、おまけに山頂からの景色がとっても綺麗なのです。
標高は273mで、だいたい30分くらいで登れちゃうので、ちょっとしたトレーニングにももってこい。
自分の住むまちで、このお山の頂上がいちばんのお気に入りスポットです。
だから、他県から友達が犬山へ遊びに来た時は、山登りをしない子でもこの山に連れて行くことがあります(笑)
これは夏に登った時の写真。画質がいまいちですが、緑が青々としていますね。
きらきら光って遠くまで蛇行する木曽川と、小さく見えるお城。日本モンキーパークの観覧車やジェットコースター。それから富士山みたいにきれいな形をした伊木山、遠く向こうには名古屋駅のビル群と、晴れていたら海まで見えることもあります。
そして、わたしが一度登って大大大好きになった伊吹山も、きれいな姿が見えます。
今週末登った時は、頂上に雪がかぶっていて見とれてしまった。
「山登りきらい!」と言っていた妹と、運動不足気味の飼い犬も一緒に登ってくれたこともありました。三角点でぱちり。
家族からも「山登りをはじめて性格が変わったね」「明るくなったね」とよく言われます。
もとはサンティアゴ巡礼のためのトレーニングとして始めた山登りですが、わたしの毎日の、人生の一部になりつつあるようです。
中学生の頃から運動が大の苦手で、大人になるまでなんのスポーツも一切してこなかったのに。まさか自分が山登りにはまるだなんて思いもしなかった!
なにもしないでダラダラベッドで寝て過ごした休日より、山に登って足がクタクタになった休日の方が、よっぽど心も身体も、疲れが吹き飛んでる。
それは、山に登っている時、木々の葉っぱや、足元のさりげない花や、うれしそうな鳥の鳴き声や、空の色や、大好きな街の景色や、そういった素敵なものに心も身体もぜーんぶいっぱいに包まれるからなのだろうなと思います。
今週末に継鹿尾山に登った時は、 寒空の下に、つやつやの赤い実がかわいらしく、ぱっと灯ったように揺れていました。
山登りの最中、寒々しく冬風に吹かれる木の枝に、ちょこんと赤い実がくっついているのを見ると妙に嬉しい。鳥に食べてもらうために、わざわざこんな寒い季節にがんばって実をつけるんだろうか。いじらしくてしたたかだなあ! pic.twitter.com/fiGD3vMURk
— たまゆり (@tamaoyurika) 2016年2月15日
土曜日に降った雨で、椿の花が点々と登山道に落ちていました。
寂光院からいつもの継鹿尾山に登ってきました!一昨日の大雨で道のいたるところに小川が出現して、雨で落ちた椿とのコントラストがとても綺麗でした。 pic.twitter.com/B3uKP3gA8C
— たまゆり (@tamaoyurika) 2016年2月15日
どの季節に登っても、違う顔を見せてくれるのが、またこのお山のすばらしいところ。
初めて大洞池まで歩きました。こんなに綺麗な場所があったなんて!!水の色が風と太陽で刻々と変化して、ずっと見ていられそうだった。犬山のお気に入りスポットがまたひとつ増えました。 pic.twitter.com/4qQI0Fp4kQ
— たまゆり (@tamaoyurika) 2016年2月15日
また、今回はじめて、継鹿尾山からいつもと違うルートを通って下ったら、とっても美しい池に出会いました。ぜったいまた来たいなぁ。
山に登っていると、人生のなかで大切なことにも気がつける気がするのです。
人生は山を登るのと一緒だ!わたしはいつだって、今いる場所から見える景色とか、今足元に咲いている花とか、今の場所から見える空の色とか、そういうものを大切にしたかったんだ。頂上までどうやって登ろうとか、頂上はどこかとかそういうことよりも。今見えているものを楽しみながら登りたいんだ。
— たまゆり (@tamaoyurika) 2016年1月30日
人生も山と同じ。今見えている景色をいっぱい愛したいな。今まで登って来た道のすばらしさと、今から登って行く頂上への道のりへのわくわくもたずさえて。
— たまゆり (@tamaoyurika) 2016年1月30日
そして山を登るのと一緒で、その景色は誰かと一緒に見た方が楽しいんだ。できれば、一緒に歩く友達だけじゃなくて、すれ違う人みんなと。「こんにちは、綺麗ですね」って言い合って、「この先は少し足場が危ないかもしれませんよ」って教えあったりして。そうやって生きていきたいよなぁ。
— たまゆり (@tamaoyurika) 2016年1月30日
ほんと、登山することは人生と似ています。終わってから振り返って、「ああ、なんだかずーっと楽しかったな!」って言えるのは良い山登り。わたしは今までそんな山にたくさん登りました。人生も同じ。山に登ることは、人生の練習みたいだね。旅することも同じ。
— たまゆり (@tamaoyurika) 2016年1月30日
んーーー!山大好き!!
ほんと、サンティアゴ巡礼へ行くことが、登山というものに出会わせてくれたことに感謝したい。
以上、お山への愛を語ったら長くなりすぎてしまいました(笑)
お読みいただいた方、ありがとうございます。
ではおやすみなさい!
関連記事 (2018.5 追記):
この一年後、ついに生まれて初めての女子ひとり登山へ!とっても心温まるよい登山でした。
そして山にはまりすぎ、とうとうテントを購入!
さらにそのまた一年後には、女ひとりテント泊登山へ出かけてしまいました!
さらにこの冬には、アイゼンやピッケル買って雪山登山もはじめたよ!
山で彼氏にも出会いました。
山に登るようになって、ほんと人生変わったなーーー!!笑
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