さんぽ旅

陰と陽、二つの滝が出会う場所。三重の秘境・アナギの滝へ。

こんにちは、たまゆりです!

YouTube「たまゆり自然部」、はじめての動画をアップしました。

四苦八苦しながら撮影や編集を一人で行いました(笑)

 

動画の内容を文字に起こしたものをブログでもお読みいただけます。

陰と陽を合わせ持つ、神秘的な秘境の滝をお楽しみください。

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【三重の秘境・アナギの滝】滝行でストレス解消してみた【女一人旅】 – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=P_XwamK2qQA

 


(00:07)
こんにちは、たまゆりです。
今日は三重県尾鷲市にあるアナギの滝へ行きたいと思います。
滝がある尾鷲市は、三重県南部の東紀州地域に位置していて、名古屋から車やJR特急南紀で約2時間半。
尾鷲市街からアナギの滝は車で約30分。そしてさらにそこから30分ほど山道を歩いてたどり着きます。
詳しいアクセスなどは動画の最後で解説しているので、よかったら参考にしてみてください。

尾鷲は年間降水量4000mmと、全国1位。
1500万年前の火山噴火によってできた巨大な岩を大量の雨水が削ることで、この地域には多くの滝が生まれました。
その中の1つが今日目指すアナギの滝です。今日も楽しみましょうね。

 


(01:11)
「はい、到着しました。
ここから今日はアナギの滝という滝を目指したいと思います。
ここに看板があってですね。「アナギの滝 30分」ってなってますね。」

「うわー!! すごい!!見てくださいあの透明度!
めちゃめちゃ水綺麗だな。
昨日結構ね、このエリア雨が降ったんで、かなり水量も多そうです。
これからこの又口川を遡上していくような形で滝を目指します。
この道を進んでいくみたいです。
じゃあちょっと早速行きますか!」

「(道中に)なんか壊れた小屋がありますね。何の小屋だろう。」

 


(02:24)
「すっごいコケが綺麗です。コケたちがすこやかに育ってるのが分かる。
うわあ。 これコケを撮ってたら前に進まないやつだ。
ピンク色のテープがしてあってこれが目印のようです。
想像してたよりけっこう道が整備されてますね。
たぶん地元の方がこれ整備してくださってるんだろうな。」

「すごいですよこの岩!私の体の3人分ぐらい高さがあります。」

(03:47)
「あ、(苔が)フカフカだ。
読めないけど多分アナギの滝って書いてあるはず。親切ですね。
行ってみましょう!」

 


(04:57)
最初は川を見下ろすように道を歩いて、途中から川に向かって降りていく感じのルートです。
少し危険な箇所にはこうしてロープをつけてくださってます。
あっ、うわぁ すごい。
ここから先は川に降りて水の流れの中を歩きます。

この時は雨が降った後で、水量がかなり多かったので、普段はもしかしたらもう少し濡れずに歩けるかもしれません。
ここまで山道歩いてきて汗びっしりになってたので、足元が冷たくなってものすごく気持ちよかったです。

この日は大体、太ももの上の方くらいまでの深さのところを渡る場面がありました。
ここは背中の荷物が濡れないかヒヤヒヤしながら歩いてます。
川の水は底までスケスケで、まるで水があるのかないのかわからないくらい透き通ってます。

 

(06:20)
「うわこれ着いたね!
到着しました!ここが、陰陽両方を合わせ持つ滝。
すごい迫力!水量半端ないですよ。」

ついに到着しました!
登山口からは約30分。ここがアナギの滝です。
アナギの滝は、「陽の滝」と呼ばれる落差30mのダイナミックなシャワーのような滝と、「陰の滝」と呼ばれる落差5mの神秘的な滝を2つ合わせた名前なんです。
もうね、水しぶきがすごすぎて、何を喋ってるのか自分でも全然聞こえません。


(07:31)
陽の滝は、段々になった岩に水しぶきが当たって砕けて、まるで巨大なシャワーみたいです。
そのシャワーを浴びたコケや植物たちは、とっても心地よさそうに風に揺れていました。

そう!そして今回やってみたかったことの1つ。滝に打たれてみました!
もうあんまりに水圧が強くて、頭を軽く上から殴られてるみたいな気分だったので、ヘルメット持ってって本当に良かったです(笑)。

あの、本当に水しぶきが強すぎて撮影してるカメラがすぐに曇っちゃうんですよ。
やばい!
滝の持つ力を全身で感じられた気がします。

 


(08:39)
そしてこちらが陰の滝。
陰の滝は、陽の滝とは打って変わって神秘的でどこか近寄り難い雰囲気です。
手前の滝壺がとっても綺麗なエメラルドグリーンでした。

さっき滝に打たれてビショ濡れになってたので、もうどうでも良くなってダイブしちゃいました!
かなり深さがあったので持っていったライフジャケットが役に立ちました。
水の下に潜ってみると、太陽の光が光線になって青くゆらめいていて、とっても綺麗でした。

「あぁ、めちゃめちゃ綺麗ですよ!
こっちが陰の滝ですね。陰の滝と陽の滝が同じ場所に2つっていう。すごくないですか? これねぇ、感激だわ。 すごいところだ。」

「気持ちいい〜!
これすごくない? こっちも滝、こっちも滝。
滝を見ながら水でプカプカできる。」

 

(09:48)
いつまでもいたいぐらい最高の場所だったんですが、
天気予報になかった雨がポツポツと振り出してきてしまったので、1時間ほど遊んで撤収しました。

(10:58)
はいじゃあもうね汗でベタベタだし、もう雨水と川の水でびちょびちょなんで、お風呂入ってさっぱりしてきます。
ああ気持ち良かった!

 

ということでアナギの滝へ行ってきました!
いかがだったでしょうか?

もうすごかったですね。ちょっと動画でどこまで伝わってるかわからないんですけど。
1つのドーム上に岩が削り取られた空間に、陰の滝、陽の滝ってあって。
真ん中に立つともう、水しぶきをバーって浴びて。

で、こっち見たら滝があり、こっち見たら滝があり。
滝壺で水浴びしながらもう1個の滝を眺める、みたいなこともできて・
めちゃめちゃ贅沢!っていうか、唯一無二の場所だなと思いましたね。

(12:05)
すごいいいなって思ったのが、陰の滝は女性的。
っていうかちょっとこう…なんだろうな、おしとやかな雰囲気があって。
陽の滝の方はまた全然正反対のパーって光を浴びてダイナミックな大胆な明るさがあって。

その2つの滝が全くそれぞれ違う道を通ってくるわけじゃないですか。山の中を。
で、このドーム上の空間で、初めて2つの滝が出会って1つになるわけですよ。川が。
で、そっから海に向かって 流れ込んでいく。っていう。

なんかそういう意味で、すごく正反対の性質を持った滝同士が初めて出会う場所っていう。

それでね、何千万年もきっと前からこの2つの滝はあったわけですよ。
ずっとずっとお互い一定の距離を保ったまま見つめあって、その何千万年っていうきっと長い時を過ごして、そのほんの一瞬を自分は目撃しているにすぎない…。
っていうことに気づいてしまって。

え…エモっ!!ってなりました。めちゃめちゃ良かった。

(13:11)
パワースポットっていう言葉がありますけど、
陽と陰と2つ滝があって、その真ん中に立つことで、自分の陰と陽のバランスが整う、みたいな。そんな感覚がありましたね。
いや良かった!
今回は水量めちゃめちゃ多かったんで、また別の機会にも訪れたいなって思ってます。

じゃここからは、滝へのアクセス方法とか、今回使った道具とかを見ていきたいなって思います。

はい、アナギの滝まではJR尾鷲駅、尾鷲市街地から車で約30分です。
かなり狭い細い道を通る場面も多くて、結構対向から大きめのトラックとかが来ます。

なのでちょっと運転は注意ですね。
私も何度かトンネルの出口でトラックが来てたので、ピーピーって下がるような場面とかもあった。
運転苦手な人はご用心ください。

(14:16)
でそれからねもう1つ注意点としては、岩が滑ります。結構。
私今回かなりペラペラの…グリップできるかな?と思って、靴底が薄めのシューズを履いてったんですけど。
ちょっと失敗でしたね。

グリップ力が弱いので滑りそうになる場面もありましたし、ハイカットじゃなくてローカットの靴だったんで、落ち葉の道を踏みしめた時にズボッ!て行くんですよ。

で、その時だと思うんですけど、ヤマビルが隙間から入ってきて。
気づいたらかかとのところにヒルに血を吸われていました。

ハイカット、できれば ゲイターとかもつけていく方がいいかもしれないです。
あるいは、長靴とかでもいいのかもしれないですけどね。

あとは手袋!手袋も必須でした。
今回これ、私持ってくの忘れたんですけど、けっこう滑りやすい岩場のところにはロープをつけ てくださってるんですよ。整備してくださってて。
そのロープを握りながら行くんですけど、やっぱりそういう時に素手だと手が傷ついてしまったりする可能性はあるので、手袋とか軍手は持ってった方がいいかなと思いました。

(15:23)
で、シューズはトレッキングシューズで行って、現地についてからマリンシューズとか。
サンダルはちょっと危ないと思うんで、マリンシューズに履き替えるのが一番いいと思います。

あとは私は今回水着を着ていきました。
もう行きも帰りもずっと水着で、濡れてもいいような格好で行きました。

で、車に濡れてもいいようにシートを敷いて、そのまま車に乗って温泉に直行して。
もうその頃には乾いてたので、そのまま温泉に直行してそこで着替える。っていう感じにしました。

まぁ夏だったら暑いので風邪引くこともないかなと思う。なのでこれでいいんじゃないかなって思います。

あと注意としては、その日は雨の予報じゃなかったんですけど、この熊野エリアって場所によって全然天気が違うんですよ。
海があって急に山になってる地形なんで、(海側は晴れでも)山の方は雨が降ってる場合も多くて。
尾鷲市の天気予報で見ても、海と山とで全然違うこと多いんですよ。

(16:28)
でもああいう川って、結構すぐに増水しやすかったりもします。
川を渡らなきゃいけない場面があるじゃないですか。

そうするとこの…こっち岸にいてこっちに帰らなきゃいけないのに、この川が増水して渡れなくなったらここでもう行き止まりになっちゃうじゃないですか。
なのでそういうところは、雨が降ってきたらちょっと早めに撤退するっ、ていうのも大事なポイントかなと思います。

あと、ルートに関しては、道に迷う心配はほぼないと思います。
看板とかも地元の山の切り開き隊の方とかだと思うんですけど、つけてくださってたり。

あと、目印の木に結んであるようなテープですね。
ピンク色だったりオレンジ色だったり青色だったり色は様々だったんですけど、そういったテープを見失わないように。

テープを見て、「あ、こっちだな」って言って。
「あ、次のテープあれだ」って言って。
そうやって進んでいけば迷わずにたどり着けると思います。

そんなところかな。

(17:33)
で!おすすめの立ち寄りスポットなんですけれども。
私が今回行ったのは「おわせ夢古道の湯」っていう温泉が、だいたい尾鷲の市街地に降りてきて、もうあと5分か10分走ったところにあります。

ここはあの尾鷲の熊野灘の海洋深層水、海中深いところに流れてる水を汲み上げてきたものを、沸かしているお湯なんですよ。

で、嬉しいのが、ぬる湯と熱湯があって。
ぬる湯は大体体温と同じくらいの温度のお湯なので、暑い夏でも「ああ〜気持ちいい〜」ってなることができます。

あともう1個おすすめなのが、ご飯スポットは「おわせお魚市場おとと」っていうところが めちゃめちゃおすめです。私めちゃめちゃここよく行ってます。
えっと本当はおわお魚市場おととは、昼の2時まで、自分で食べたい おかずを取っていって最後にお会計する。みたいなシステムなんですよ。

でそれで好きな海鮮丼を選べたりとか、自分の好きなお刺身を取ってオリジナルのお刺身定食にしたりできます!
尾鷲はめっちゃお魚美味しいところなんで、是非ね!
滝遊びした後は、立ち寄ってみてください。

 

(18:38)
はい!ということで、今回はアナギの滝への滝に打たれに行く様子をお伝えしました!
また次回も見てください!!チャンネル登録と高評価で応援お願いします!

ありがとう〜〜〜!!!

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