さんぽ旅

サファイアブルーの水中散歩。和歌山最後の清流・安川渓谷でシュノーケリングに挑戦!

こんにちはー!たまゆりです。

最近、動画を撮影しながら紀伊半島のいろんな自然の中を歩くのが楽しすぎて、家の中が散らかり始めております。

海と山が近く、かつて火山活動もあったがゆえに巨岩や岩壁も多い紀伊半島。

ここは自然がつくりだした特異な景観にあふれていて、私にとってはまるでおもちゃ箱の中に首を突っ込んでいるかのような毎日です。

熊野に暮らして、名古屋でリスナーさんに声を届けて、さらに大好きな自然の中での活動をこうして読者さん・視聴者さんと共有できる喜びを噛み締めています。

 

このブログでは昨日チャンネル開設をお知らせしたばかりですが、YouTubeチャンネルに新しく動画をアップしました。

今回は、和歌山県田辺市にある安川渓谷を訪れました。

「安川ブルー」と呼ばれる透明度の高い青の水は、まるで宝石を溶かして液体に変えたかのよう。

水面下に広がる青の別世界と、陸上のせせらぎと眩しい緑に溢れる世界を、いっしょに楽しんでいただければ嬉しいです。

 

以下、動画内のお話を文字に起こしています。

 

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(00:01)
こんにちは、たまゆりです。

今日は和歌山県田辺市にある安川渓谷に向かいます。
名古屋から大阪経由で特急くろしおに乗り継いで3時間半、JR紀伊田辺駅が最寄り駅です。
駅からはさらに車で1時間。
詳しい行き方などは動画の最後に解説するので、参考にしてください。

安川渓谷は和歌山県を流れる日置川の源流にあたります。
日置川は「紀伊半島 最後の清流」という肩書きも持っていて、日本トップクラスの環境基準AAの水質を誇ります。
水の透明度がとても高く、底まで青く透き通って見えることから「安川ブルー」という名前で親しまれています。
水深もとても深く、登山口から歩いて30分のところにある「雨乞いの滝」は滝つぼの水深がなんと7m近くあります。

(01:09)
今日はそんな安川渓谷のトレッキングとシュノーケリングにも挑戦します。
宝石のようなブルーに癒されていってください。今日も楽しみましょう!


「はい!というわけで、今日は安川渓谷のトレッキングにやってきました。イエー!
これからですね、約30分かけて、雨乞いの滝という綺麗な滝のスポットを目指していきたいと思います。
歩く道具の他に、泳ぐものもいっぱい持ってきたんですよ。

シュノーケリングもしたいと思うんで、ちょっと寒いかもしんないけど張り切って歩いていこうと思います。
行ってきまーす!!」


「あららら。”クマの目撃多発。クマ出没注意!クマがいる!!!”って書かれてますね。和歌山県立大塔山自然公園。オトーサンナチュラルパークという名前だそうです。なんか包容力ありそうですね。

じゃ行ってきまーす!」

「ここを渡った先に看板が立ってるんで、あっちかな。ジブリ感満載のトンネル出てきた。おお!崖の上のポニョやんけ」

(02:16)
「安川渓谷入り口って書いてある。行ってきまーす!」

「ほおあ〜こうなってるんだ!すご!うわあ え? 何あの透明度!!!
うおおもうすでにめちゃめちゃ透明ですよ!!あそこ見て。いやあ すごい!え、うわ、めっちゃ綺麗!!!もう(水が)ないみたいやけど。青いガラスにしか見えないですね。」

「こっから先も、さらに多分綺麗な場所があるんだと思うんで、はい。
張り切っていこうと思います。」

 


(03:23)
「うわぁすっごい透き通ってる!青色ですね。本当にブルーです!
まだまだ奥に行くみたい。」

「気持ちいいな〜。川のそばだからか、水音がするのはもちろんなんですけど、なんか涼しい風がスーッて吹き抜けてくんですよね。
めちゃめちゃ気持ちいい!はあこれ今日泳いだら寒そうですね。すっごい涼しい風が吹いてる。

「”ここから先 危険!登山道レベル”気をつけて進みましょう。
足を2つ並べて置く隙間もないぐらいの険しい道です。この鎖があるので、鎖をね、掴みながら進むといいと思います。」

 

「おおここは確かに危ない。
鎖もちょっと緩んだりしてますね。あんまり完全に頼りすぎない方がいいと思います。」

「眼下20mぐらいにさっきの川が見えてます。切れ落ちてるところもありますね。落ちたらまっさかさまだ。 この状況でクマ出てきたらどうすんだろうね。川に落ちて死ぬか、熊にやられて死ぬかの二択だよね。それは困るな… よっと。」

「あ キノコ。秋ですね
おっ!雨乞いの滝まで 200m。来ましたね〜」

(05:35)
「かなり険しい道でした。あと一息かな? 頑張ろうー。」

「うひょ〜すごい高いとこ通ってる!よいしょ。
あ、またキノコ。可愛いキノコだ。違う色もある。」

「この難所の先、着きましたね!これが雨乞いの滝!!
おぉ、これのことか!うお!見えました。うわあ〜すごくない?この色。見たことない色してる!
これが安川ブルーだ!」


(06:40)
「すご〜!
ちょっと下に降りられるようなので、降りてってみましょうか。
おお すごい!色、もう透き通りすぎてて水があるのかないのかわかんない。めちゃめちゃ綺麗!!!」

 


(08:02)
さあここからはいよいよ、雨乞いの滝の滝つぼにシュノーケルを使って潜ってみようと思います。

「雨乞いの滝」という名前は、干ばつが起きた時にこの滝の前で般若心経を唱えて、火を焚いて雨乞いをしたことに由来しているそうです。
滝の落差自体は4mほどとそんなに大きくないんですが、滝つぼがとにかく深い!
周囲の岩が長い年月をかけてすり鉢状に深く削られた様子が、一番底まで完全に透け見えています。

怖さで足がすくんで、息も苦しくなってくるほど深いです。
実際下まで潜ったことのある方によると、水深は7m近くあるそうです。
上から差し込む太陽の光がオーロラのようにゆらめいていて、とても幻想的で、恐ろしく近寄りがたい美しさでした。

 

(09:09)
「綺麗すぎる。なんだこの色は」

さあここからは、少し手前のプールみたいになった淵まで戻って、安川ブルーで贅沢な川遊びを楽しみたいと思います。

「ここで行かなきゃ女がすたるっしょ。行きます!」
(水に飛び込む)

水深は3m近くあったんですが、水が美しすぎて映像ではなかなか深さが伝わらないんです。小さい自分自身の影が水底に映っていることから、深いのかなーって想像していただければと思います。

 


(10:13)
本当に水が綺麗すぎて、ゆらめく波紋が映ってなければ、空中を歩いているかのような映に上がっています。
水の中の世界が美しすぎて、帰る時間も忘れてしまうほど夢中で川遊びをしていました。
たっぷりと遊んで安川ブルーを大満喫!

その後は温泉に入って冷えた体をあっためて、美味しい熊野牛定食も食べてお腹も満たして、とっても幸せな気持ちで帰路に着きました。

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(11:19)
というわけで、安川渓谷にトレッキングとシュノーケリングに行ってきた様子をお伝えしました!
いかがだったでしょうか。

本当に綺麗でしたね。水がとにかく青すぎて。
きっと、宝石のサファイアを溶かして液体にしたらこういう色になるだろうな。っていう色をしてました。
綺麗だった。

あとは中に潜った時に、滝壺に行くと泡がワァーって水中を舞ってるんですけど、その泡も真珠みたいだった。

宝石箱の中で泳いでいるかのような美しさを体験することができました。

あとはなんと言っても7mの滝つぼ!ものすごかったですね。
あそこ、ちょっと手前までは全然足がつくぐらい。太ももぐらいまでで全然余裕の場所なんですけど、一歩先に進むと急に水深がガターンって落ちてるんですよ。
めちゃめちゃ怖いんです。

水面にプカプカ浮かびながらその7m下を眺めてたんですけど。
ちょっと恐怖で足がすくんでヒヤってするぐらい、息が苦しくなるほどの怖さを感じました。

いやでもその怖さがまたさらに美しさとか近寄りがさを醸し出していて。
すごい場所でした、安川渓谷。

まだまだこの世は知らないことだらけだなって、謎の感激をしてしまいました。

(12:25)
はい、ということでここからは、安川渓谷へのアクセスだったり
あとは持ち物についてまとめてお話ししていきたいと思います。

アクセスですが、この安川渓谷、紀伊半島の中でもかなり山奥の秘境にあります。
なので、公共交通機関はほぼないと言って差しつかえありません。

もしも関西方面から来るのであれば、JR紀伊田辺駅からは車で1時間ぐらい。
それから名古屋方面からだったら、JR新宮駅から大体1時間半くらいです。

名古屋方面から来る方は、世界遺産の熊野古道の中心地である熊野本宮大社がちょうど通り道にあるので、その参拝も兼ねて、安川渓谷に寄ってみるっていうのもいいプランになるんじゃないでしょうか。

(13:30)
他に注意点なんですが、アクセスする道。
車の道路も結構狭くて、枝とか落ち葉、落石が落ちているところもあったので、ここは通行注意ですね。

それから、着いた後のトレッキングの道なんですけど、雨乞いの滝までの道はかなり本格 的な登山道になってます。
足が並べて置けないぐらい。もう片方の足が落ちちゃう!ってくらいの狭い道もあったりとか。

あとは急な岩場や鎖場も結構ありましたので、注意して進んでいただきたいなと思いますね。

それから、もし水の中で遊びたい場合、かなり水深が深いところが多いです。
なのでライフジャケットは必須です。

それからおすすめは、やっぱりシュノーケリングを持っていくことですね。
上から見るのももちろん めちゃめちゃ綺麗なんですけど、水の中の世界が美しすぎるので…。
シュノーケルを持っていったら、さらにこの安川渓谷を3倍も4倍も楽しむことができるような気がします。
是非持っていってください!

(14:33)
あとは立ち寄りスポットについてなんですが。

熊野本宮大社から近いわたらせ温泉という温泉に立ち寄りました。
このわたらせ温泉のすごいところは、大露天風呂と呼ばれる全部で5つのお風呂がドドーンとあるんです。
それぞれ温度の違う露天風呂を、1つの温泉地で色々湯巡りができる、めちゃめちゃ贅沢な温泉です。
景色もとってもいいので、超開放的でおすすめの温泉です。

もう1つ。
ご飯今回食べたのが、わたらせ温泉から車で10分ぐらいのところにある「みるりいな」さんっていうお食事処。
熊野牛焼肉定食というすごく美味しいお肉が食べられるメニューがあります。
みるりいな ぜひ行ってみてください。

今回も最後まで見てくださった方、本当にありがとうございました。
前回の初めて投稿した動画にも、コメントや高評価、チャンネル登録という名の部活動参加、本当にありがとうございます! めちゃめちゃ励みになります。

ゆくゆくは、この自然部の部員の皆さんと、リアルで自然の中に出かけたいなっていう夢があります。
そんなイベントをいつか遠くない未来にやりたいなと思っているので、是非とも このチャンネルが成長していくように、チャンネル登録や高評価、コメントで応援してください。

よろしくお願いします!
それじゃあ最後まで見てくれて本当にありがとうございました。

またね。バイバイ〜〜!!
入部待ってま〜〜す!!!

 

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