みなさん、こんにちは！たまゆりです。
すっかり寒さも和らいで、日に日に空気が春めいてくるのが肌で感じられますね。
さて。先日、トレーニングを兼ねて、また近所のお山に登ってきました。
私の住んでいる犬山市は、岐阜県にも近く、手軽に登れる山が色々あるので、いつも楽しく、サンティアゴ巡礼に向けてのトレーニングをしております。
一番よく足を伸ばすのは、山頂から見渡す景色がすばらしい「継鹿尾山」なのですが(関連記事:愛しの山でトレーニング！)、今回はそのお隣、岐阜県可児市にある「鳩吹山」に登ってまいりました。
すばらしい眺め！
継鹿尾山もお気に入りですが、この鳩吹山も、色んな景色を楽しめてとてもよいお山でした。
登りの途中で振り返ると、こんな景色が！
雪を頂いた青い御嶽山が、噴煙を吐き出してそびえております。
そして、視線を右へずらすと…
長野方面のアルプスの峰々まで拝むことができました！(北アルプスかなぁ？)
春もたくさんみつけました
また、この鳩吹山は「カタクリ」という花が群生しているところで、私が行った時にはまだ咲き始めでしたが、かわいらしい赤紫色がぽつぽつと顔を見せています。
そして、登山口脇の小川沿いには、菜の花や…
小さな星が散らばったようなオオイヌノフグリの花が、これでもか！というくらい咲いて、青いお花畑を作っていたり。
満開の河津桜の木には、鳥がとまってさえずっていたり。
また、冬の終わりを告げるかのように、枝から落ちた椿の花が道を赤く染めていたり。
春の空気を全身で感じることができて、とってもすばらしい一日になりました。
山は居心地がいい
山に登ると、いつもなにが気持ちいいかって、すれ違う方みんなが「おはようございます」とか「こんにちは」とか、自然に声をかけてくださるところ。
ベンチのある休憩所なんかでは「こんにちは」から始まって「今日は山がとても綺麗に見えますね」とか「今日はどちらまで歩かれるんですか？」とか、自然と会話がそこかしこで始まって、持っているアメちゃんを分け合ったり(笑)、初対面同士でもとってもなごやかな雰囲気になります。
また、会話をしない時でも、それぞれが山の中で過ごす時間を全身で気持ちよく味わっているのが伝わってきて、とっても居心地がいいのです。
なので、逆にたまーに電車に乗ったりすると、当たり前なんだけど、隣に人が座ってもなんのあいさつも世間話もせず、それぞれがそれぞれだけの世界に没頭してしまうことが、少し寂しく、居心地悪く思えてしまったりします。
インターネットだけじゃない、生身の人間どうしのコミュニティ
普段なかなかお話できないような年上の方と知り合えたり、そこでまた他のおすすめの場所を教えてもらえたりするのも、山での楽しみのひとつ。
おじいちゃんと一緒に登りに来ていたこどもたちと、ぱちり！名前も知らない子たちなのに、カメラを向けられて自然となかよくピース(笑)
インターネットがこうして普及している時代だけれど、ぜんぜんそれだけが全てじゃなくて、実際に来なければわからない、こういうコミュニティの場ってあるんだなぁ、と、当たり前のことながら肌で実感しています。
それはインターネット上のやりとりだけではなかなか表現しきれない、生身の人間ならではの温もりや親しみのようなものをはらんでいます。
同じ想いを持った遠くの人とのつながりを生んでくれるインターネットのコミュニティも、こうして生身の人の行動と会話によって紡がれるコミュニティも、そのどちらも大切にしていけたらいいなぁと感じました。
お金も1円もかからないのに、こんなにもすばらしい休日を過ごせるなんて。
本当に、山登りっていいなぁ〜。と幸せをかみしめております。
…というわけで、今回はトレーニング(という名の春みつけ！笑)のご報告でした。
あんまり巡礼と関係ない記事になっちゃいましたが、ここまでお読みくださってありがとうございます。
ここ数日で、前にあげていたサンティアゴ巡礼の必要装備(関連記事:サンティアゴ巡礼の持ち物リストが完成しました！)もちょぼちょぼ揃えてまいりましたので、近々記事にできたらと思っております。
そろそろ荷物をつめて重さを量ってみなくっちゃ…！
それでは、朝晩の気温差が激しいこの頃ですので、みなさまお風邪に気をつけて。
おやすみなさい！
私、たまゆりの自己紹介はこちら(【自己紹介】わたしの今までの人生について)です。
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