みなさま、こんばんは!
最近白米を食べる手が止まらない、たまゆり(@tamaoyurika)です!!
ついに!!
ついに~~~~~~!!!!
ついに昨日、初めて、
一人での冬山登山デビューを果たしました!
今日は、そんな初単独冬山登山のようすをお伝えしたいと思います。
より雪山らしい青と白の世界が伝わる動画も撮ったので、ぜひ見てみてくださいね♪
単独冬山登山に行こうと思ったきっかけ
私が初めて雪のある山に登ったのは、一昨年の11月。現在彼氏であり登山のパートナーでもある直樹氏に連れて行ってもらってのことでした。
私が、冬山に登り始めるまでのいきさつやきっかけについてはこちら。
それから冬の間、色々な雪山に連れて行ってもらい…今年で冬山2年生!
もしかして、そろそろ、うまくいけば、ひとりでも雪山に挑戦できるのでは…?
そんな思いをずーっと燻らせ、今回、ついに!!!
季節と、お仕事の休みや予定と、お天気が奇跡のように今日1日だけばっちり合う日があった!!
これは行くしかないでしょ、と1週間ほど前から下調べを進めて、ついに今日行ってきました。
単独冬山デビューの地は、滋賀県の百名山・伊吹山
伊吹山は深田久弥の「日本百名山」にも選ばれています。
また、関西からも中部からもアクセスが良いことから、とても人気の山。
標高は1337m。
そんなに高くはないのですが、日本海側からの風が吹き付ける特殊な地形が特徴。
夏は珍しい植物がたくさん咲いたり、冬も標高のわりに雪が多く本格的な雪山登山が楽しめたりと、伊吹山ならではの唯一無二の魅力を生み出しています。
冬の伊吹山は単独行多し!女性一人の方もいました
そんな人気の山だから、平日といえど、天気予報が最高だった昨日は大賑わい!
最寄りの「近江長岡駅」から登山口へ向かうバスも、定刻にはほぼ満員。
登山中は、だいたい20~30人くらいの登山者さんとすれ違ったかな。
意外だったのが、単独行の人が思ったよりずっと多かったこと!!
若い方から年配の方まで、10人以上の単独行の方とすれ違いました。
私同様、女性の単独行の方にも2名お会いできました♪
人気のある伊吹山といえども「さすがに真冬に一人で来ている人は少ないのかな~」なんて勝手に不安に思っていたから、嬉しいビックリでした!
真冬なのに、暑すぎて汗だく。
昨日の、伊吹山での初単独冬山登山!で撮ってた自撮りビデオをまとめて動画にしました〜☺️🏔
「あつい」「まぶしい」しか言ってない!!!途中暑さで若干やられてますね笑
空がね、本当に「あーこれ宇宙の色だ…(見たことないけど)」ってくらい綺麗な澄んだ濃い濃いブルーなのです。
ぜひ見てね😆 pic.twitter.com/2QC8FiERGe
— たまゆり(めざせ遊牧民) (@tamaoyurika) 2019年1月31日
動画を見てもらうと伝わるかもしれませんが、もう、1月とは思えないほど暑くて暑くて暑くて、あと、まぶしくて(笑)
空がほんとうに雲ひとつない快晴だったことと、風がまったくといっていいほどなかったこと、そして真っ白な雪が反射して…
一面の銀世界で顔真っ赤になって汗だくという、なんとも不思議な状況になったのでした。
ここは宇宙?濃すぎる空のブルー
でも、そのおかげで、ものすごく空の色が綺麗で…。
今まで見たことがないくらい、すごく澄んで透明の、でもすごく濃い濃いブルーを見ることができました。
真っ白な雪のとコントラストで、なおさら鮮やかな色。
雪壁を登っていると、まるで宇宙に向かって続く道を一歩一歩歩いているような錯覚を覚えるほどでした。
山頂からの360度大パノラマ!
そして、山頂からの景色もすっご~~~~くきれいだった~~~~!!!!!
まさに360度の大パノラマです。
右を見ればキラキラと光り輝く広い広い琵琶湖とその上に浮かぶ小さな島や、雪をかぶった向こう岸の高野山。
左を見れば、遠くに白くひょっこり顔を出した北アルプスや中央アルプス。
そして正面を見ると、その名前の通り、美しすぎるたたずまいの白山…!!!
こんなに近くで、こんなに最高のアングルで、冬の真っ白な白山を見るのはこれが初めて。
白山は、私が初めて本格的な登山に挑戦して、山が大大大好きになるきっかけを作った思い出の山。
白山を勝手にホームのように感じている私にとって、とっても印象的でうれしい風景でした。
勇気を出して本当によかった!
いやぁぁぁあ~。本当に登ってよかったです、冬の伊吹山。
今回、ひとりだったから、当然他の誰かと約束してるわけじゃなかったんですよね。
だから「やっぱりやーめた!」って諦めそうになるタイミングがけっこう多くて(笑)
それでも、勇気を出してやってみたら、本当に素晴らしい経験や小さな自信、なによりも素晴らしい景色や人との出会いがいっぱいあって。
本当に行ってよかった~~~!!と心から思います。
何度も何度も、諦めそうになった
本当に、実際出発するまでも、歩き始めてからも、正直何度も諦めそうになったんです。
前の晩、荷物をパッキングした後、やっぱり自信がしぼんできて。
「体力が全然足りなくて敗退するかもしれない、体調は万全とも言えないし、もしかしたらまたチャンスはあるかも。やっぱりやめるか?」と思いかけました。
歩き始めてからも、予想外に雪が少なくて、完全に溶けた雪と泥でグチャグチャの道をドロドロになりながら歩いていたら心が折れそうになったり(笑)
「こんなペースで歩いてたら、日暮れまでに間に合わないかも。もうここで引き返して、琵琶湖観光でもしようかな…」そんな風に思ったりもした。
でも、やっぱり、行けるところまでは行ってみよう!
そう思って、一歩ずつ前に進んでいきました。
小さな一歩を重ねれば、ゴールにたどり着ける
冬の山って特に、夏みたいにどんどん先に進めない。
アイゼンを雪の斜面に突き刺して、抜いてはまた突き刺して、一歩一歩、本当に少しずつ地道に進んでく。
一歩ずつはゆっくりで、小さいんだけど…
いろんな景色や、出会う人に励まされながらその小さい一歩を重ねて行くと、ちゃんと頂上に着けたりするんだよなぁぁーーーー。
ホント、前日は「頂上につけなくても、全然いい。行けるところまで」って思っていたから…
自分が本当に頂上に立てるってあんまり思ってなくて、たどり着いた時は本当にうれしかった。
大事なのは「挑戦すること」
いつもいつも、成功できるとは限らない。
うまくいくかどうかなんてわからないし、失敗をしないとは限らない。
それでも、やりたいって思うことを、ちゃんと全力でやってみること。
諦めないで、挑戦してみること。やり抜いてみること。
それが何よりも大事なんだなぁと思いました。
(あ、これ、人に言われたことじゃなくて、本当に自分がやるって決めたやりたいこと限定ですよっ!!)
これからも、登山はもちろん、人生の中でも、
「成功じゃなく挑戦そのものを楽しむ自分」で進んでいけたらいいなぁ(>▽<)ノ
そんなふうに思います。
冬の伊吹山の難易度について(個人的感想)
最後に、これから冬の伊吹山に挑戦される方に少しでも参考になるといいなーという感想をば。
私個人の感想ですが、伊吹山の登山の難易度や危険度は、かなり天候状況に左右されるなあと思いました。(それはどの山でもそうかもしれないけど…!!)
私が出かけた昨日の状況は
・例年よりかなり雪が少ない
・ここ何週間か雪が降っていない
・風がなく、快晴
という、ある意味かなり恵まれたものでした。
これが、大雪が降った後だと大変。
前に歩いた人の踏み跡が雪に埋もれていたら、腿以上の深さの雪をかき分けて登らないといけなかったり。
(たぶん、普通に登るのの5倍くらい体力使うと思う!)
また、冬の伊吹山の斜面は、特に9合目~頂上までの道がかなり急です。体感的には80度くらいある感じする!笑
無風ならそこまで怖くないですが、強風が吹いていたらかなり怖いと思う。私なら途中であきらめてる…!!
もし、今後私のように初心者の方で伊吹山に行こうとされる方は、ぜひ焦りすぎず、お天気と相談して計画されるといいのではないかなあと思います。
山の天気を調べるならこのサイト!
ちなみに、ご存知の方が多いと思いますが、山の天気を調べるにはこの「てんきとくらす」というサイトがめちゃくちゃオススメです。
登山指数がA~Cで表されているのですが、これがめちゃくちゃ当たります。(ちなみに昨日は文句なしのA!)
ぜひ参考にしてみてください。
以上、初単独冬山登山in伊吹山の感想でした~~~!!!!
より雪山の雰囲気が伝わる動画もあるので、見てみてくださいねっ。
で、実は昨日の登山のことでもうひとつすごい書きたいことがあって。
めちゃくちゃ嬉しい、運命!?って思う出会いがあったので、それはまた後日別の記事にしたいと思います。
それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました!
たまゆりでした。ちゃおー!
追記:
調子が悪いと言っていた膝ですが…
やっぱりCW-Xタイツすごい、これめちゃめちゃすごい!!
丸一日経った今、筋肉痛はもちろんあるものの、関節痛はまったくないです。本当におすすめです。
※ほんとのほんとにステマじゃないよ、念のため!!!笑
つづきはこちら。