さて、先日こちらのブログ記事でもお伝えしたのですが…
今週末8月20日(日)に、名古屋市の栄にある「名古屋中央教会」さんで、サンティアゴ巡礼を踏まえた私の経験について、お話しさせていただくことになりました!
日時: 2017年8月20日(日) 12時ごろ〜
場所: 名古屋中央教会 1階 マナホールにて
(名古屋市営地下鉄「栄」駅 5番出口すぐ)
お話をさせていただくのは12時ごろからなのですが。
10時半から2階の礼拝堂でミサがあり、私はそれに参加させてもらってから、そのままお話しさせてもらうというかたちです。
もしお時間が許すようであれば、ぜひミサにもご参加ください!
礼拝に出たことがない方、もちろんクリスチャンの方でなくても、ミサから参加していただくのも大歓迎とのこと。
初めて教会にいらっしゃる方でも、スタッフの方が出迎えてくださるそうですのでご安心を!
もちろんお話だけ聴きに来てくださるのも大歓迎です。
そして、終わったあと栄でお茶できる時間もあると思うので、私に会いに来てくださる方ももちろん大歓迎です〜!
はじめての礼拝Q&Aなど、ホームページに案内がありますので、よかったらご覧ください。
入り口はこんな感じ。
私も初めて入った時は少し緊張しましたが、初めてでキリスト教のことがなにもわからなくても、とってもあたたかく出迎えていただけました。
以下、以前私がこのスピーチの打ち合わせを兼ねてミサにお邪魔した時の日記より。
話をさせていただく私張本人も、キリスト教の礼拝というものに参加させていただくのは今日が生まれて初めて!
クリスチャンでもない、聖書についてもほとんどよく知らない私にも、やさしく門戸が開かれているようで、もっと緊張感があるかと思いきや、とても和やかでやわらかい雰囲気の空間でした。
牧師さまのお話の中で
「とてもつらいことを抱える中で今日ここへおいでになった方もみえるでしょう。悩みを抱えてらっしゃる方もみえるでしょう。その中で今週も、よくがんばられました。そしてよくここへお越しくださいました。」
(もっと慈しみのある良い言葉だったと思うのですがうまいこと思い出すことができずすみません)…というようなことを仰られていて、周りからはすすり泣く声も聞こえて来て、私も、なんだかじわぁっとなってしまったことが印象的でした。
大人になると「よくがんばったね、がんばっているよね、えらかったね」って、言われることは少なくなってしまうけど、そういう「許し」みたいなものを、やっぱり大人になっても誰しもどこかに求めているんじゃないかな、そういう心の拠り所のひとつの形としても、教会という誰もに開かれた場所があるのかなと、勉強不足ながらそんなふうに感じました。
まだまだいつになるのかは分からないけれど、まずきちんと自分の身を立てることができたら「がんばったね、えらかったね」を周りにあげられる人になりたいなぁと、感じた初めての礼拝体験でした。
さて、スピーチの内容についてなのですが。
果たして、クリスチャンでもなく、キリスト教というものや聖書の内容についてもほとんど知らない私が、一体このような場でどんなことを話したらいいのか…。
とても迷って、悩んでいましたが、色々考えたり紙に書き出していくうちに、固まって来ました。
それは、弱くてダメな自分も認めて、愛して、許すということ。
人生はまるでらせん階段を登っていくみたいだ、と思うことがよくあります。
何回も同じ失敗を繰り返して、その度に自分のふがいなさや情けなさや、汚い部分に出会って打ちのめされて、でもそこから何度も立ち上がっていく。
その度に少しだけ前よりも高いところにいて、そこは前と同じ景色に見えたとしても、違う。
同じ失敗を繰り返しているように思えて、実は、前の自分よりちょっとだけ、先の場所にいる。
だからこそ、時に泣いたり転んだりしながら、らせん階段をえっちらおっちら登っていく自分のことを、愛おしく誇らしく思える。
それが時に弱くて、汚くて、醜い自分であったとしても。
…最近特に、私が感じているそんなことを、私なりの言葉でお伝えできたらなぁと思っています。
そういうわけで、当日は、たくさんの方にお会いできるのを楽しみにしています…!
ぜひ、遊びに来てやってくださいね。
それでは、おやすみなさい。
たまゆりでした〜〜!