自己分析・才能発見

本を通すと、めちゃくちゃすごい人にめちゃくちゃなスピードでたくさん会えるってすごくない?

みなさまこんばんは。たまゆりです。

Books n books

この前、かなり久しぶりに、図書館という場所へ行きました。

最近は本を読むといってもたまーにネットサーフィン中に見つけた新書をAmazonKindleの電子書籍で読むくらいだし、

本屋に行っても気になるなーと思う雑誌をぱらぱらめくるくらい。

4、5年前、人生の行く末に迷いに迷っていた頃は、それこそ他に助けを求めるものがなかった?ので、ひたすら本を読んで読んで読みまくっていたのですが。

この間、そろそろ今年も終わりに近いことだし、というのと

この先自分はどう生きていこうか?という迷いにぶちあたっていたために、

ここはひとつ過去の自分のルーツからヒントをもらおうということで

昔から非公開のブログでつけている日記のようなものを読み返していってみたんです。

それで「本を読む」ってことの良さを、ひさしぶりに思い出したかんじ。

私が特にハッとなったのは、日記にメモしてあった、

齋藤孝「読書力」という本からの引用。

・本を読まなければいけないのは、それが自分をつくる最良の方法だからだ。

・読書の幅が狭いと、一つのものを絶対視するようになる。教養があるということは、幅広い読書をし総合的な判断を下すことができるということ。

・いろいろなスタイルの人の生き方を味わい、他者をどんどん受け入れていく柔らかさこそが、読書で培われる強靭な自己のあり方。

・人間の総合的な成長は、優れた人間との対話を通じて育まれる。たとえ身の回りに優れた人がいなくても、本を通じてそのような人たちと対話することができる。

読書力 (岩波新書)

読書力 (岩波新書)

そうだよなぁ、本を読むっていうのは、自分の読む姿勢によっては、優れた人に会いに行って話を聞きにいくのとまったく同じ意味を持つんだよなぁ。

インターネットを使えば、私みたいなのでもこうやって自分の気持ちとか経験とか意見みたいなものを垂れ流せる時代。

やっぱり、それが本になる人は、それだけその思いや経験に深みがあって、厚みがあってっていう人で。

そんな人の、しかも渾身の、最高に仕上げられたであろう話を、自分が気が向いた時に気が向いただけ聞くことができる。(いつでも読める、だからこそむずかしい部分もあるんだけど)

それを今活用しないでいつすんのよ!!!

そう思ったらいてもたってもいられず、図書館へ走りました。

そこでもうひとつ、過去の、本をいっぱい読んでた自分が使ってた方法。

もうもんのすげえ量の本を読んでいるであろう本の批評家である成毛眞さんの「本は10冊同時に読め!」という本に書いてあったことです。

(過去の私の日記より)

成毛眞さんが「本は10冊〜」の中で書いていた「面白い本の選び方」もすごく参考になった。

まずタイトルで興味を持ったものを手に取る。本の中で何が言いたいかという部分はまえがきに書いてあるから、まえがきを読んでこれは!と思ったら1次審査通過。そのあと目次に目を通して、自分の興味のある事柄が2、3書いてあれば、購入決定。

本は10冊同時に読め! (知的生きかた文庫)

本は10冊同時に読め! (知的生きかた文庫)

今は手元にないからわからないけど、たしかこの本には

「本なんてものは、一生の時間を使い尽くしても読みきれないほどにこの世にたくさんある。だから、読み始めた全ての本を面白くないのに最後まできちんと読む必要はまったくない。そんなことをしている時間があったら、どんどん別の本を読んだほうがよっぽどいい」

みたいなことも書かれていて。(ニュアンスです、違ってたらごめんなさい)

当時、本は最後まで、読了してやっと1冊にカウント!

みたいに考えていた私は、目から鱗が落ちるような思いでした。

なので、この方法に則って図書館でも、

①とにかく新刊コーナーの中から直感的に気になったタイトルを手に取る

②まえがきを読んでむむむ!とビビッとくる

③目次を読んでお!このへんとこのへん気になるぞ!となる

という3ステップ審査(?)を踏んで本を選びました。

こうするともう、スピード感が半端ない。

あっというまに貸し出し数の上限10冊が手元に。

読み方も、はじめからおわりまで10冊全部読むんだ!って感じでは全然なくて、本のさわりと、あとは目次で気になった章を読むという感じ。

本当に気に入ったものは、じっくり時間をかけて読むけれど、飽きたなぁと思ったら惰性では読まない。

この前はエッセイや教養書みたいなものが多かったのですが、

今日も図書館に行って、今日はビジネスノウハウ本とかライフハック系を借りてきてみました。

あと、スペイン語の勉強をはじめたいのでスペイン語の本。

こうやって「なにかをはじめよう」と思う時って、まずインターネットで情報蒐集してもいいんだけど(集める情報の種類によってはよっぽどネットの方がいいことも多いし)、

やっぱり体系的にまとめられている本は強いなぁと思います。その情報も、圧倒的に信頼度や密度が濃い。

長いこと忘れかかっていた「本に頼る」という習慣ですが

(むしろ、長いこと本に頼る必要の少ない生活をしていたともいえるけど)

なんだかちょっと、復活しそうな兆しです。

そんな今日この頃でした!

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