みなさま、こんばんは!
今日は、本について。
私は、そこまで読書家というわけでもなく、だからといって全く読まないということもないみたいな、中途半端な本好きという感じの人間です。
ただ、特に人生に思い悩んでいる時、壁にぶち当たっている時、これから先どうやって進んで行こう?と迷っている時には、特になによりもまず本に助けを求めます。
おもしろいもので、google先生に「〇〇(悩みの内容) 本」と聞けば、大抵ぴったりのAmazonのリンクや、ぴったりの本を紹介しているブログを教えてくれるんですね。
もう、今までの人生、これで何回助けられたことか!!
というわけで、今回は、そんな風に私を助けてくれた最近の本を紹介したいと思います。
GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代
GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)
- 作者: アダムグラント,楠木建
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2014/01/10
- メディア: ハードカバー
- この商品を含むブログ (8件) を見る
心根が純粋すぎて生きづらさを感じている人へ。
べべ、べ別に成功とか望んでねーし。
この手の本を書店やAmazonのおすすめで目にした時、私の心にまず浮かびがちな言葉です(笑)
でも、このタイトルに騙されずに、成功とやらに興味がない人にもぜひ読んでもらいたいのです。
この本には、純粋すぎたり心根が優しすぎて損したり、社会の中でうまく狡賢く立ち回れないがゆえに苦しんでいる人のヒントになる言葉がたくさん書かれています。
働くこと=誰かを騙してお金を儲けること?
私の中で、結構長い間この苦しみは根っこの方にありました。
「働くということは、誰かを騙して生きることなんだ」という刷り込みが頭の中にあったんです。
お金を儲けて生きて行くには、目の前の人や、世の中の誰かを騙すしかないんだと。
だから良心が痛むのにも目を瞑って、本当はやりたくないことをする。
目の前の人がもっと幸せになれることを知っていても知らないふりをして、別の「自分にとって得な」あるいは「属する組織にとって得な」ことをしたりとか。
そうすることを覚えなければ、社会では生きていけない、仕事をするってことにはそういうことがつきものなのだと思い込んでいた時期は本当に長くありました。
だけどある時から、それに耐えられなくなり、誰にも嘘をつかなくて良い仕事がしたい!と思うようになり、私の人生におけるお仕事ジプシー旅ははじまったのです(笑)
でも、世の中に、本当にそんな仕事なんてあるんだろうか?
誰も騙さなくていい仕事があるんだろうか?そんなんで生きていけるんだろうか?
そんな風に不安になってしまった私へのヒントが、たくさんこの本に詰まってました。
他人に尽くしすぎて消耗してる人に読んでほしい
この本の中には、実際「お人好しすぎるけどお人好しすぎるままで自分の仕事を心から楽しくやって、リスペクトされている人」の実例がたくさん出てきます。
そして、彼らがぶつかる壁、その乗り越え方や対処法についても書かれています。
頼まれると断れなくて、つい引き受けすぎて疲れちゃってる人。
仕事をしている時、いつも誰かを騙しているような罪悪感がどこかにある人。
人間関係で、他人に振り回されて消耗しているなぁと感じる人。
そんな人にはきっと何かヒントがあるのではないでしょうか。
気になった方は、kindle版は最初の方を試し読みできるのでぜひ。
GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)
- 作者: アダムグラント,楠木建
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2014/01/10
- メディア: ハードカバー
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アルケミスト 夢を旅した少年
- 作者: パウロ・コエーリョ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 1997/02/21
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 65人 クリック: 692回
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人生で何度も読み返したいと思う本
これはもう、有名すぎて、紹介されなくても知っとるわい!!!
という方もたくさんいらっしゃるような気がするのですが…。
私、先日初めて読んで、本当に心の底からめちゃくちゃ感動しました。すごく涙が出ました。人生で何度も読み返したいと思う本でした。
だから、もし私みたいに名前は聞いたことあるけどまだ読んでないわ、って方や、え、人気なの?知らなかったわ、なんて方に、この本を知ってもらうきっかけになったらいいなと思い紹介させてください。
自分の夢・やりたいことがわからなくなってしまった人へ。
ちょうどこの本を手に取った時、私は悩んでいました。
私って、なにがしたいんだろう?って。
新しく始めた仕事も少しずつ軌道にのりはじめ、私にとっては奇跡的とも言えるような(笑)良いパートナーの男性に巡り会い、 ああ、安定してきたのかもなぁと感じていた時です。
見ないふりをしていた自分の気持ちに気づかせてくれた
そんな、毎日、毎週、毎月大きな変化があるわけではない、でも穏やかでとても幸せな日常でした。
だけどある時から、だんだんそれを心から楽しめなくなっている自分に気がついたんです。
自分の中に、変化を求め、もっと新しいことにも挑戦したいという想いの芽があることには気がついていました。
だけど、それを求めることは今の幸せを壊すことになると思い、その気持ちの芽を見ないふりしていたのです。
そんな自分に気がつかせてくれ、目を覚まさせてくれたのがこの本でした。
手に入れたものを捨てるということ
この物語の中に繰り返し出てくるのは「手に入れたものを捨てる、失う」という行為です。
大切に育ててきた、生きる糧でもある羊たち。
自由気ままな暮らし。
ようやく巡り会えた大切な恋人。
主人公は、いろんな土地を旅してそれらを手に入れる度、その安寧に身を委ねようとする。
でもその度に、心の中の「もっと冒険したい」「自分の大事なものを見つけに行きたい」という気持ちが彼を先へ先へと進ませ、最後にはついに、自分の本当の幸せのありかを見つけます。
何かを変えたい、と思うなら
自身の夢を追いかけるということは、ある意味で、一時的にであっても「安定」を捨てるということでもあると思います。
今のままで十分幸せだ、と思う人もいるだろうし、
失うのが怖いから今のままでいい、変えたくないと思う人もいる。ちょっと前の自分がそうだったし、今でも心の中にそんな気持ちはあります。
何が幸せかは人それぞれです。
だけどもし、今の自分の状況に、少しでも「変えたい」と思う部分があるとすれば…
その一歩を踏み出させてくれる力が、この本には宿ってます。
あーーーだめだーーーぜんぜんうまく伝わらない。
でももう、とにかくめちゃめちゃおすすめです。大量にストックして、会う人みんなに配りたいくらい(笑)
- 作者: パウロ・コエーリョ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 1997/02/21
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 65人 クリック: 692回
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少しでも気になった方はぜひ読んでみてください。
読み口はまるで児童文学みたいでとても読みやすいけれど、大人の人生に響く言葉がはちきれんばかりに詰まってます。
異性の心を上手に透視する方法
- 作者: アミール・レバイン,レイチェル・ヘラー,塚越悦子
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2016/06/10
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
これもね、もうタイトルからして
いや、べつに透視したくねーーーし!!
って呟きたくなっちゃうような表紙なんですけど(笑)
これはもう、とにかく、恋愛で苦しんでいる人にはめっちゃめちゃおすすめの本です。
私、この本がなかったら、今でもつらい恋愛に苦しんでた気がします。
不幸な恋愛をしてしまう人にはあるパターンがある
どうしてかいつも、何を考えてるかわからない人に惹かれてしまう。
愛が重すぎて相手が逃げて行く。
こんなに愛してるのに相手の気持ちがよくわからない。
私はですね、もうめちゃくちゃこういうパターンにはまりまくりの恋愛ばっかりしていました。
何を考えているのかわからない男性はスリルがあって、神秘的で、いろんなものを掻き立てられて最高でした。
そりゃ辛いこともけっこう、いやかなり、いやすごくあるけど、そんな波乱万丈(?)こそ恋愛の醍醐味だよね!!って思ってました。
自分はひどい恋愛してたんだなってやっと気がついた
思い返せば、婚約者いるのを隠してた奴とか、前の彼女と別れてないのを隠してた奴とか、まあもっとここにはちょっと書けないいろいろまで、とにかく今思うとひどい恋愛いっぱいしてきたなぁ(笑)
そんな私が、数年前にある恋愛がきっかけで「なんかこのままじゃもう耐えられない」となった時に、なんとかこの自分のパターンを脱しようとすがったのがこの本でした。
詳しく書くとだいぶ長くなりそうなのでもう、悩んでいる人や私みたいな恋愛に心当たりがある人はとりあえず読んでほしいんですが(笑)
恋愛は力関係を競うゲームではない
この本を読んで自分の恋愛を見直してわかったことは、
・私がしていたのは恋愛ではなくて相手とイニシアチブを争う力関係ゲームだった
ということと、
・世の中には、神秘的で何考えてるかわからない系異性よりもっと魅力的な人がめっちゃおる
ということ。
恋愛はひりひりするようなスリリングなものではなくて、じわっと広がるようなあったかい幸せを与えてくれるもの。
恋人は自分が安心して生きて行けるための安全基地なのだ、というのがね、本当によくわかりました。
この本を読んで、元カノと別れてない系男子とスッパリと別れた私は、一緒に協力して二人の関係を育てていける良いパートナーに出会うことができました。
(…もしもだよ、もしも万が一また失敗だったなんて時は盛大に笑ってあげてよね!!!!)
- 作者: アミール・レバイン,レイチェル・ヘラー,塚越悦子
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2016/06/10
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
うーんこれ伝わっているのかなぁ?
でももう本当に、恋愛で辛くてクソヤローなのに別れられない、とか悩んでいる人には心から、マジで心からオススメしたい本です。
やばいめっちゃ長くなっちゃった。
もっとそれぞれサラサラーーっと紹介するつもりだったのに、思いの外書きすぎてしまいました。
私の人生における失敗がめっちゃたくさん盛り込まれている記事になってますが、こんな長い記事を読んでくれた方になにか1ミリでも役立てば幸いです。
さぁ寝よう!!
おやすみなさい、たまゆりでした。
紹介しきれなかったけどこれもおすすめです(ジャンルごちゃ混ぜ)
以下の紹介文は、Amazonの紹介文やレビューより引用させていただいています。
お金の「無限ループ」とは、好きなことを選択し、そこにお金を集中して使うと、稼ぐ力に磨きがかかり、収入が増えていくというサイクルのこと。 このサイクルを回すことができれば、お金の悩みから解放された自由な生き方を手に入れることができます。
- 作者: メンタリストDaiGo
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2017/01/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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私たちはあまりにも「~しなくてはいけない」という言葉に縛られていないだろうか? 常識と思っていた言葉の手垢を落とし、「自分らしく生きる」ための10講。
「心から生きたいように生きる」「己にウソをつかずに生きる」「自分らしい生を生きる」ために、本書はとても強力な理論武装になることと思われます。
「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)
- 作者: 泉谷閑示
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/10/21
- メディア: 新書
- 購入: 19人 クリック: 476回
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世の中には計画を立てその進捗管理をし、夢を語り、成功するまであきらめない!というテイストの本があふれるなかで、それだけが成功じゃない、と静かに教えてくれます。
- 作者: デイル・ドーテン
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2016/04/20
- メディア: Kindle版
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わたしたちの内側に秘められた「創造的な子ども」を見出し、育て、「ずっとやりたかったこと」をやって創造的に生きるための具体的方法論。
- 作者: ジュリア・キャメロン,菅靖彦
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2017/05/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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履歴書に書ける経歴と、葬儀で偲ばれる故人の人柄。生きる上ではどちらも大切だが、私たちはつい、前者ばかりを考えて生きてはいないだろうか?
- 作者: デイヴィッド・ブルックス,David Brooks,夏目大
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2017/01/24
- メディア: 単行本
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