みなさまこんにちは、お久しぶりです。たまゆり(@tamaoyurika)です!
ブログの更新がとても久しぶりになってしまいました。
変わらず元気に暮らしております。
昨年旅をしすぎて燃え尽きたことに飽き足らず、できるならこの春か夏、カミーノを歩きに行けたらいいな。
なんて考えていたのですが、コロナウイルスの影響で海外渡航や旅行そのものが難しくなりました。
今は、地元の犬山でお仕事をさせてもらいながら、古民家で暮らしています。
コロナウイルスによる社会への混乱が起こった時、驚きました。
しかし、予想外にも、そこまで大きな動揺をしていない自分がいることに気がつきました。
旅ができなくなったことも、残念ではありましたが、不思議とそんなに時間をかけず受け入れることができた。
それはきっと、昨年思いきり旅をしまくって、しすぎて、燃え尽きたという経験があったからなのかもしれません。
「私は、充分に自分のやりたい旅をやらせてもらった。
今の自分が“旅“のなかでできる限界を見た。
だから、今度は別のフィールドで成長しろということなのではないか」
なんとなくではありますが、そう感じていました。
昨年してきた、北の道・プリミティボの道、マドリードの道の巡礼の旅で、体力的にも、精神的にも、経済的にも、自分の力不足を思い知りました。
私はその力不足を、旅を今後もし続けることで埋めようと考えていた。
でも、思えば私は、旅というものに対して執着していたのかもしれないと思います。
それを、ある意味で、きれいに諦めさせてくれたのが、この社会情勢の変化だった。
そしてちょうどそのタイミングで、仕事が忙しくなりはじめ、今まで契約社員としてふんわりと働かせてもらっていた会社から、正社員として働いてみないかとオファーをいただいたのでした。
はじめはすごく迷いました。
なにせ、とにかく自信がなかった。
会社や組織に属して、その一員として責任ある立場に立つこと。
今まで、気がむくままにやりたい時にやりたいことをしながら生かせてきてもらった自分にとって、それはずっと向き合うことから逃げてきた課題でもありました。
そもそも私が、5年前、23歳の時、サンティアゴ巡礼に出かけると決めてこのブログを始めたのは、社会や会社や組織という場所に自分がなじむことができなかったから。
ぜんぜん歯が立たなくて、一度逃げてきた場所。
でも心のどこかではわかっていました。
今の私に足りなかったものは、これなのだ、と。
旅で行き詰まった原因も思えば同じでした。
最初は「ただ楽しい」それだけでよかった。見るもの全てが新鮮でまぶしくて。
だけどだんだんと、最初と同じようには感じられなくなっていって。
楽しさだけを追いかけているから、楽しくないと感じると途中で投げ出してしまうことが増えて、自分で選んで好きなことをやっているはずなのに、その度に自己嫌悪に苛まれた。
「楽しい」以外の燃料を私は持っていなかったから、それが尽きてしまうと、どうやってそこから前へ進めばいいのかわからなくなって立ち往生してしまう。
それが、あの時の自分にとっての限界だったんだと思います。
そして私は自分自身の中に、たとえ「楽しさ」が燃え尽きても、前に進むことができるような新しい燃料を、手に入れたいと、思うようになりました。
そして「仕事」とはきっと、それを培うための場にふさわしいのだと思いました。
手に入れようとしている新しい燃料とはなんなのか、それは言葉ではまだうまく表せないのですが「責任」とか「だれかの信頼」とか。「やり遂げようとする力」みたいなものなのかもしれないなと思っています。
「責任」っていう言葉が、私は世界で一番苦手でした(笑)
尊敬している人から、愛情を込めた言葉で「あなたには“責任感“が足りない」と言われても「責任ってなんだ????」と、言葉の意味すらわからなくて、途方に暮れてた。
その言葉の意味は今もまだ勉強中なのだけれど、きっとそれは、今までの自分が誤解していたよりも、心地の良いものなんだと感じます。
しばらくは、前みたいに遠くに旅に出かけていくことはできないかもしれません。
だけど、私は、こうして仕事に打ち込んだり、暮らしの中で新しい自分に出会っていくこと、そのものが、すごく面白い旅なんじゃないかというような気がしはじめているんです。
「会社」というひとつの船に乗って「社会」という大きな海を、仲間と一緒に冒険するような。
そして同時に、自分自身という広大な世界のまだ知らない場所に、仕事という行為を通じて足を踏み入れるような。
それはきっと、今までの私の人生にはなかった、すごくワクワクする「旅」なんだと思うのです。
たとえ物理的に遠くへ行くわけではなくても、
新しいことに挑戦して、新しい困難に出会って、それに逃げずに立ち向かう日々を過ごしていれば、それは私にとってある意味旅と同じかもしれないです。
(もちろん旅の楽しさってそれだけではないけど!それでも私にとって「新しい世界に触れて自分が成長すること」は、旅の一番大きなテーマなんだなぁと、改めて実感しました)
そして、3年後なのか、5年後なのか、あるいはもっと先になってしまうのか…
わからないけれど、胸をはって旅できる世界になる頃、もういちど、この社会の中で成長した自分といっしょに、歩く旅に出たいと思うのです。
今いる場所で成長した私が再びあのカミーノの道を歩けるとすれば、今までどう背伸びしても叶わなかった旅が、できるようになるかもしれない。
そんな希望を持つことは、すごく楽しいことだよなぁと思います。
なんというか、今まで「わいは旅するんじゃ!!!旅して生きていくんじゃ!!!旅旅旅!!!!!」ってものすごーく視点が狭くなっていたのを、今回の出来事に広げてもらいました。
私という庭にはトマト以外絶対生えてないと思っていたのに、よく見まわしてみたら、りんごの木もミントの葉っぱも生えていた。そうか、今度はトマトだけじゃなく、りんごもミントもお世話してみよう。そうして私という庭を、ゆっくりと時間をかけて、野菜も果実もハーブもとれる、もっと多様で、豊かな場所にしていこう…
例えがわかりにくかったらごめんなさい(笑)、そんな気持ちです。
つい周りの同年代のひとたちと比べてしまったり、あたりまえのことがごっそり抜け落ちてる自分に、シュンとすることもあります。
しかし、私は私なりのペースで、歪むことなくまっすぐに育っているのだと、胸を張ることができます。
これは本当に周りに居てくれる人たちのおかげです。
人びとに恵まれて生きているのだと心から思います。幸せ者です。

私はそんな人たちが注いでくれる愛の結晶体なのかもしれず、だとしたらそれに恥じないいっしょうけんめいさで人生をまっとうしたいぞ、と思います。
…以上、長くなりましたが、そんな近況でしたー!!!!

本当はもっと早く、今書いたことを言葉にしたかったのだけれども、なかなか自分の中でまとまらなくて、更新の間があいてしまってごめんなさい。
カミーノへの旅は、これからしばらくは控えることになると思うのですが、社会の様子を見ながら、日本国内の歩き道や(お遍路に行ってみたい)、山など、仕事の休日を利用して楽しみたいなと思っています。
そういった時にはまたこのブログを通して報告させていただけたらなと思います。
そして今後も、私の人生の行き先を見守っていただけたのならとても、嬉しく思います。
本当にいつもありがとうm(_ _)m
それでは、またーーー!!!
たまゆりでした。
P.S.
2020年夏現在のカミーノのようすについて
私がTwitterでフォローさせていただいている、サンティアゴ・デ・コンポステーラ在住のガリシア州公認ガイド「オトラスペイン」さんのブログが、リアルタイムなカミーノの情報をとてもわかりやすく発信してくださっています。
また「日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会」さんの公式Facebookでも、現地情報やアルベルゲなどに関する情報が更新されています。
https://www.facebook.com/camino.de.santiago.japan
信頼できる現地の情報を探されている方、両ページを確認してみてください。
仕事がきっとたまゆりを大きく成長させる燃料になりそうですね!
相変わらず全力疾走のたまゆりに安心しました(笑)がんばってくださいね!