こちらは2016年に書いた旧バージョンの自己紹介です。
2019年の新版自己紹介はこちらから!!
たまゆり
1992年生まれ。
岐阜県岐阜市で生まれ、現在は愛知県犬山市に住んでいます。
(近くにいらしたら、喜んでご案内しますので、お声をかけてくださいね)
趣味は、国内海外問わず旅行、登山、写真(今の愛機はCanon G7X)、読書、絵を描くこと、花を育てること、ビーチコーミング、車中泊旅など。
登山は、サンティアゴ巡礼に行こう!と決めてからトレーニングのために始めてみたらすっかりはまってしまい、今では人生を通じての趣味になりそうなほど、好きなことのひとつになっています。
現在までの経歴
高校卒業後、イタリアへ留学
子供の頃から運動が大の苦手。
祖父の影響で絵を描くことが好きになり、部活は小中高と万年美術部。
高校ではデザイン学科を経てキリスト教美術に興味を持ち、イタリア語はもちろん英語もままならないまま、19歳でイタリア・フィレンツェへ1年間留学。
留学中にイタリアや周辺諸国を旅し、ヨーロッパの食や暮らし、自然と人・街の調和、そして古い物や家、文化が今も大事に使われているところに大きな魅力を見出す。
添乗員の仕事を退職
帰国後は、添乗員として働きながら国内各地をとびまわるが、まるで工場の生産ラインのようにお客様を十把一絡げにし、観光地へ送り込むツアー旅行のスタイルに「自分が人にすすめたいのはこういう旅行じゃないのでは」と感じ、退職。
退職後、1ヶ月半にわたるひとり車中泊旅行で、東日本・北海道を一周。その後も日本各地を旅し、日本が持つ自然の多様さ・繊細さを知り、自然に育まれてきた日本人の営みに宿る深い美しさに気がつき始める。
地元でOLに
その後、久米島でのボランティアや、スロベニア・クロアチア・ポルトガルなどヨーロッパ諸国への長期一人旅をして過ごしていたが、定職のない自分の将来に不安を覚えはじめ、地元でOLとして働き始める。
「このまま、それなりに安定した、体もきつくないこの仕事を続けていれば将来には困らないはずだ。この歳でこれ以上フラフラしていたら、きっと将来どうしようもなくなってしまう。長期の旅はがまんしなくては。」
そう言い聞かせて仕事を続けていたが、本当に好きなことが人生でできないという苦しみで、昨年5月にうつ病のような症状になり、真剣に自殺を考えるまでに。
将来のたれ死ぬのなら、仕方ない
家族の支えがあり、少しずつ、自分の心とじっくり向き合った結果「本当にやりたいことをして、将来のたれ死ぬのなら仕方ない。それでもいいから、今を生きたいように生きてみよう。」と考えるようになる。
その頃、たまたま兄を通して、スペインのサンティアゴ巡礼というものを知る。
それは「約800キロもの長い道のりを、ゴールである聖地、サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指し、自分の足で1ヶ月半歩き続ける」という、当時の私には考えられないような旅。
運動もできず体力もなく、経験のない自分にはとうてい無理なことだ、とあきらめていたが、それでもなぜかすごく気になって、インターネット上の巡礼記や本を読んで調べていくうちに、どうしても行きたい!と思うようになった。
そして、今年春の仕事の退職を決意し、巡礼に向けた準備に、本格的に取り掛かる。
サンティアゴ巡礼は、私にとってひとつの区切り
出発は、いよいよ今年の5月。
サンティアゴ巡礼に行くことは、私の人生のひとつの区切りである気がしています。
なにが待っているのかはわかりませんが、1ヶ月半の間、ひたすら大地を歩きながら、今までの自分と向き合い、今までの自分の抱えたものを捨てて、自分が洗いざらしになるような、そしてその向こうに次の人生のヒントが見えてくるような、そんな旅にできたらいいなと思っています。
巡礼から戻ってきたら、ひとつの土地に根を張って(そこが日本なのか海外なのか、どこなのかはまだわかりませんが)、自分の愛おしいと思う暮らしを少しずつ紡いでいくための準備をはじめられたらいいと、そう思っています。
巡礼から戻って見つけた夢
2016年7月1日、35日間・総歩行距離859.5kmのサンティアゴ巡礼を無事終え、2ヶ月間にわたるスペインの旅から日本へ戻ってまいりました。
私がこの旅を通して得たものは限りなく大きく、時間はかかりますが少しずつ、その素晴らしさを人生の道の上でも体現していきたいと思っています。
私がサンティアゴ巡礼道を歩く中で、自分の心の中に見出した夢は、これでした。
地元の犬山という土地に根付きながら、身近な人とものを愛しながら、たまに、第二の故郷のように大好きな、サンティアゴ巡礼道を歩きに行きながら。
そこで得るものを、そこでもらったいっぱいの愛を、ゲストハウスという器を通して出会う人に分け与えていきたい。
まだまだ私は未熟で、甘ったれで、道は遠く壁は高く、まずは自分の身を立てることからはじめなくてはなりませんが、確実に、自分の人生の向かいたい方向が、遠くに見えていると感じています。
さいごに
以上、こんな行き当たりばったり人生まっしぐらなわたしの書いている、大変頼りないブログですが、楽しんでいただけたり「こんなチャランポランでもなんとか生きてるんだ!」ってクスッと笑って頂けたりしたら、幸いです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
このブログや、今後の私の人生の道のりを、ご一緒に楽しんでいただけましたら嬉しく思います。
たまゆり
* * *
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こんにちは、北千住という東京が誇るゴッサムシティから応援してます。
頑張って下さい。
やけんさん、こんにちは。ありがとうございます。私も、やけんさんのワイルドなかっこよさに溢れたブログ、楽しみにさせていただきます。
たまゆりさん、こんにちは。今月初めにブログを見つけて、読ませていただいてます!わたしは現在フィンランド在住ですが、今月30日から巡礼を始めます。たまゆりさんとは数日違いでしょうか…どこかでお会いできたらすごく嬉しいです!天の運に任せます笑
お互いに800キロ、楽しみましょう!
みのりさん、こんにちは!ブログをお読みいただいてありがとうございます。URLのツイッター、フォローさせていただきました!楽しみに拝見いたします。フィンランドから歩かれるとは…本当、どこかでお会いできたらいいなぁ。楽しんで歩きましょうね。
自分は5人の子供を育てた還暦を今年迎え父親です。訳あって自分の理想どおりの職業に就けませんでしたが、ロマンだけは一杯持っているチェリストです。
あなたの生き方が眩しい。羨ましいです。
マサノブさん、はじめまして。こんにちは。
いくつになっても、ロマンをいっぱい持つ。素敵なことですね。ご自分の時間と心をご自分自身のためにめいっぱい使ってください!
私もまだまだだけど、でもきっとマサノブさんが私を見てうらやましい!って思ってくださるってことは、すでにきっとマサノブさんは私みたいになる道への一歩を踏み出されているのではないかと思うのです。なんか、えらそうですが…!
マサノブさんの夢、叶えてください。微力だけれど応援しています。
今パウロコエーリョの星の巡礼を読んでいて、たまゆりさんのブログを発見しました。私春日井市に住んでいまして勝手に親近感を持って拝見しています^^ 私も高校卒業後ドイツに留学し戻ってきてから人生を考えているところです。
巡礼の動画でインスピレーションが湧きました!
はじめまして!
たまゆりさんの旅、生き方などとても共感しています。
私も、今年会社辞めて海外旅しようと決めていたのですが、これを読んでさらに気持ちが高まりました!
一人キャンプ憧れですが、度胸がまだありません…(^^)
これ読んで私も旅上手になりたいです。