トレッキングポール?杖?登山用ストック?
…うーん?
どの言い方が正しいのかちょっとよくわからないのですが、今回のサンティアゴ巡礼準備ではこのアイテムについて書きたいと思います。
↓その1はこちら。
足が4本ある感じ
初めての本格登山で、日本百名山である白山に登った時に、友達がトレッキングポールを貸してくれました。
そして、トレッキングポールを使うのと使わないので、足の負担がぜんっっっぜん違う事に気が付きました。
まるで「足が4本ある」感じ。
自分の両手が前足になる
最近犬とよく近所の山に登るのですが、チワワ犬の小さい身体なのに、その登り方はとっても軽快。
そして今日も妹と犬と一緒に継鹿尾山へ行ってきました!自然のある場所にいると、表情がいきいきします。小さい身体でたくさん歩いてよくがんばっていた。後ろを歩く私たちを何度も振り返って気遣ってくれたり。今は疲れて、ぐっすり。 pic.twitter.com/H5zwFVrzMS
— たまゆり (@tamaoyurika) 2016年2月21日
自分の背丈以上もあるような高い段差があっても、ぴょんっと跳ねて、どんどん、ぐいぐい登って行きます。
だいたいいつも私の方が追い付けなくて、たまに後ろを振り返っては「大丈夫?ゆりついてきてる?」って目で話しかけて来ます(笑)
それを見ていると、4本足ってすごいなぁ〜!と思います。
トレッキングポールを2本使っていると、自分の両手が前足になったような感覚で登れる感じがするんですよね。
前足でしっかりと小石を踏みしめております。
足だけに負担がいかない
あと、トレッキングポールを使っていると、足の筋肉だけがムキムキになる、っていうのも防げそうな気がします。笑
私は昨年夏〜秋、始めたての登山にははまりすぎて、ほぼ毎週いろんな山に登りに行っていたのですが、ポールをついて手を前足のように使うことによって、足だけでなく二の腕にもちょうどいい感じに筋肉がつきました。
あと、肩のあたりも筋肉痛になったりしたので、登山で足だけにいきがちな負担を、全身に分散できるような感じがします。
転ばぬ先の杖として
あと、なにより下りの時にこのポールは大活躍します。
「転ばぬ先の杖」とはよくいったもので、足を出すより前にポールで先に地面のようすを確かめる事が出来るので、安定した足場を見つけやすいし、万が一ぐらついた足場で足元がふらついても、手で支える事ができるので、転倒の心配がすごく減るような気がします。
いっちばん安いのを購入!
初めての白山登山で、友人にトレッキングポールを借りて、冗談抜きで「私、このポールがなかったら、疲れ切って転びまくって遭難してたかもしれない…」と感じました。
これは、ちゃんと自分用の物を買わなくてはいけない!と思い、探してみると、お値段はまるでピンキリ。
登山用品ブランドのトレッキングポールは、1本ウン万円するものも。
「高っ!!これ2本も買うのはきついなぁ…」
ザックや靴などの必需品と違って、トレッキングポールは”なくてもまあどうにかなる”ものだったので、できれば安く済ませたいなぁと言う気持ちがありました。
そこで、Amazonで調べた結果、重量が軽く、最安値でレビューも多く、評価の高かったこちらの「HAWK GEAR(ホークギア)」という品を購入してみる事に。
HAWK GEAR (ホークギア) 軟性+1.5%モデル 超軽量アルミトレッキングポール 新素材EVAモデル ショート トレッキングステッキ 2本セット アンチショック機能付 (Newメタルピンンク)
- 出版社/メーカー: ワールドスポーツオンライン
- メディア: その他
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1ヶ月以上毎日歩き続けることや、3000m級の本格的な登山に果たしてこの安いポールが耐えられるんだろうか…ちょっと不安でしたが、なにせ2本で3980円とめちゃくちゃ安い!ので「最悪壊れてしまっても仕方がないな」と購入ボタンをポチリ。
完全にお値段以上の働きです。
それ以来、山に行く時はずっとこのトレッキングポールを使っております。
乗鞍岳にて
八ヶ岳にて
御在所岳にて
…見事に相棒と化してますね!笑
使い始めて6カ月、かれこれ計15回くらいは、登山につきあってもらっています。累計使用距離は、80〜90kmくらいにはなるんじゃないでしょうか。それも、高低差の激しい岩場の山にも登ったりしているので、かなり酷使していると思います。
新品だった頃に比べると、塗装は剥げたりしていますが、変わったことといえばそのくらいで、本来の機能にはまったく問題ありません。
歩いている時は石や岩に常にぶつかり傷が付くことの避けられない道具だから、これだけお安いと、気を使わずに思いきり使えていいですね。
4000円そこそこでこれだけの快適さが買えるのなら、買ってみて損はないかと思います。
それにしても、考えてみてちょっと不安なのが「これ、飛行機内には持ち込めないよね…」ということ。
ヨーロッパのLCCは、機内に持ち込むのとは別で預ける荷物がある場合、1000円〜2000円程度の別料金が発生します。そもそも、航空券そのものが4000円とかなのに、それはもったいない…!
ちょっとその辺りは、もうすこし調べてみます。
以上、巡礼の持ち物準備その2、トレッキングポール編でした〜!
その1、その3はこちら!
2018.5 追記:
↓実際に準備していったものを巡礼で使ってどうだったか、帰国後に書いた記事もあります。
こちらからまとめて読めますので、よろしければどうぞ!
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