少し間が空いてしまいました、こんばんは!
今日はとても暖かかったですね。
春の夜に降る雨って、しっとりして、肌や体が柔らかくゆるんでいくようでとても心地よいです。
育てているアネモネの花も、次々にお花を咲かせています。
空気が春めいてゆるむにつれて、花びらがほころんで、淡い色から濃い色に色づいていくのを見るのが楽しくて仕方がないです。
さて!近頃のわたしですが、タイトルの通り。日本でも巡礼を始めてみることにしました。
先週行った岐阜の谷汲山華厳寺。本来、西国三十三所のゴールとなるお寺ですが、家から最寄りということもあり最初に伺いました。おいずる堂という、巡礼で着用した白装束を納めるお堂があり、傍に満願成就の千羽鶴がたくさん結ばれていて、圧巻です。 pic.twitter.com/ObRIVRkecX
— たまゆり (@tamaoyurika) 2016年3月4日
毎週末の休みを使って、ご朱印を集めながら「西国三十三所」をめぐっています。
数ある日本の巡礼の中で、この「西国三十三所」は約1300年前に起源をさかのぼる、最も歴史が古いものだそうです。
「スペインの巡礼に行く前に、自分が生まれた日本の巡礼も知ってみるといいんじゃない?ゆりこのスペイン巡礼の安全祈願もできるし」と友人に誘われ、 初めて見ることにしたのです。
スペインの、キリスト教の聖地巡礼へ行く前に、日本をめぐっていくことで、また違う感覚が生まれてきたような気がします。
先週から、日本最古の巡礼道である西国三十三所を巡り始めました。休みを使って少しずつ色んな場所へ行くつもりです。どんなに科学が発展して世界に見えない領域がなくなっても、見えざるものに祈る場所ってのがやっぱり人間には必要で、そこに理屈がないことにわたしは安心するのかも知れない。
— たまゆり (@tamaoyurika) 2016年2月29日
日曜の昼下がりの谷汲山華厳寺。年配の方も若い人も、家族連れの小さい子供も一緒に参りに来ていて、その皆が穏やかな顔をしていたので、私が今まで気が付かなかっただけで、こんな時代でもお寺というものが人間に必要とされて大切にされているんだと知って嬉しかった。
— たまゆり (@tamaoyurika) 2016年2月29日
本当にまったく、私は私が知っていると思い込んでいて知らないことだらけ。色んな場所へ行って色んな人や人が作り上げたものに触れて、それをひとつずつ解き明かしていく。その度に、今生きてる世界がとてもいいところだと新しく知る。世界への誤解を解き続けることこそ人生なのかも。
— たまゆり (@tamaoyurika) 2016年2月29日
日本でお寺を訪れる人も、スペインの巡礼道を歩く人も、きっとそれぞれがそれぞれの祈りを持ってそこにいます。
それは、国籍も関係なく、宗教や宗派も関係なく。そこには共通した、それぞれの「祈り」がある。
そのことが、私を強く惹きつけています。
だから私は、人々の「祈り」の形をもっと知りたいと思います。
谷汲山・華厳寺の参道に咲いていた梅の花は、まるで真っ白な雪片のようでした。
お寺の中や、その周りの里では自然が大切にされていて、季節が移り変わっていくさまをつぶさに見ることができるのも、大きな魅力のひとつです。
雪の日みたい!
木蓮の枝も。
ふわふわと白い毛を生やした木蓮のつぼみが、日に日に膨らんでいます。西日に透けると、うぶ毛に包まれた赤ちゃんの肌みたい。毛を生やすことであったかくして、寒さからつぼみを守っているのかな。花ひらく時が楽しみ。 pic.twitter.com/B0E2MDMNYj
— たまゆり (@tamaoyurika) 2016年3月2日
サンティアゴ巡礼に行く前に、西国三十三ヶ所をめぐりはじめて、本当によかった。
いろんな新しい気づきを与えてもらっています。
これから、西国三十三所巡礼のようすなども、少しずつお伝えできればと思います。
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