みなさんこんにちは、たまゆりです!
今日はどんなブログにしようか特に決めていなくって、思い浮かぶことを書いていってみようと思います。
(…その結果、こんな謎な記事タイトルになってしまいました!笑)
まずは、近況報告!
家庭菜園はじめました
私、ずーーーっとやってみたかった家庭菜園を、今年ようやく!家の庭を使って始めたのです!
日光をいっぱいに浴びて毎日ぐんぐんと伸びていく野菜たちをみるのが本当に楽しい。
これは一ヶ月くらい前、植えてすぐの写真です。ここから驚くほど成長してくれた!
毎日こまめにお世話ができているわけではないんだけど、朝と夕方、家を出るときと帰ってきたとき、今日はどのくらい大きくなったのかなって庭を覗くのがちいさな楽しみになっています。
トマトなんて、ここのところ毎日朝と夕方で明らかに5センチは伸びてる!
土から命を吸い上げて、すごい勢いでじぶんの身体を変化させていく、そのパワーに、感心すると同時にちょっと怖いくらいの気持ちになることがあります。
家の庭に宿る神秘
たいしたお世話をしてあげられていなくても、自然に葉をつけ花を咲かせて実をつける野菜たちを見ていると「植物はどうして、生まれた時から自分がすべきことを知ってるんだろう」って不思議な気持ちになることがあります。
種として生まれ落ちたら、芽を出して、茎を伸ばして、葉をつけて、つぼみをつくって、花開かせて、実をつけて、また種をつくりだしていく…誰にも教わるわけじゃないのに、どうしてどの花も草木もそれを知ってるんだろう。本当に神秘的です。
その神秘を、家の庭で毎日目の当たりにできるって、ものすごく楽しい!!
おいしいだけじゃなくていろんなことを教えてくれる
それに、毎日日光をめいっぱいに浴び茎を伸ばして太く高く伸びて行こうとする植物たちを見ていると、なんだかそのひたむきさに胸をうたれます。ものすごく一生懸命に見えるから。
彼ら(?)を見る度、なんだか、心のどこか底の方で「このひたむきさに恥じないように暮らさなければ」「このひたむきな生き物を食べてできるエネルギーを、彼らに対して恥ずかしくないことに使わなければ!」というささやきが聞こえる気がします。
とか言っても、ぜんぜん、だめだめなんだけれど…。でもなんだか「がんばれよ」って言われているみたい。
「収穫しておいしいご飯が食べたい!!」っていう食い気はもちろんなんですが(笑)、それだけじゃない楽しみを、ここのところ毎日もらっています。
はじめてよかった家庭菜園。
ちなみに、土作りとかビニールマルチのこととか、この本をものすごく参考にして畑を作りました。わかりやすかったのでおすすめです。
有機・無農薬 ゼロからの野菜づくり増補改訂版 (学研ムック)
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やってみたいこと、挑戦したいことを叶えていく
思えば、家庭菜園をはじめテントでのキャンプ、ギターの弾き語りや(まだまだだけど!)、少しずつだけどIllustratorを使えるようになったこと、車を持つのをやめて自転車や歩きで暮らすようになったこと、仕事のこと、自分の扱い方のこと、恋や大事な人のこと、家族のこと、旅のこと…。
小さいけれど、大きな変化を少しずつかさねてきたのだな、と嬉しくなります。
数年前、半年前、数ヶ月前の自分が「これやりたいな」「こうなってたいな」って思っていた夢を、振り返ってみれば少しずつ叶えてこられているんだ。それってすごい。それってとてもありがたい。
まだまだやってみたいことも、挑戦してみたいことも、もっとつきつめてやりたいこともたくさんあって、その中でもっと成長していきたいと思います。
「あなたの人生の意味」
今読んでいる「あなたの人生の意味」という本の中で、ひときわ印象に残る一節があります。
少し長いですが引用させてください。
彼らは他人が刺々しい態度で接してきた時でも、柔らかく応えることができる。不当な扱いを受けても、大げさに騒ぎ立てることはしない。たとえ侮辱されても、堂々としている。挑発を受けた時でも、自分を抑え、怒るようなことはしない。
彼らはただ黙々と自分のすべきことをする。たとえ自らを犠牲にして他者に奉仕する時でも、それを誇示するようなことはない。自分の仕事がどれだけ人の印象に残るかということには感心がない。自分自身のことは一切考えていない。自分の周囲にいる人々の役に立てればそれを喜びにできる。今、自分が何をすべきかを考え、気づいたことはすぐに実行する。
彼らと話をしていると、自分がいつもよりも面白い人間、賢い人間になったような気がする。彼らは社会階層などを飛び越え、誰とでも同じように接することができる。意識しなくてもそれができるのだ。
知り合ってしばらくすると、その人が一度も自慢などしたことがなく、独善的な態度も、強情に何かを言い張る態度も見せたことがないと気づく。 自分にはこんな優れたところがある、自分はこれほどすごいことを成し遂げたと自らの口で言うこともない。
彼らの精神が安定しているからといって、葛藤がないわけではない。葛藤は絶えずあるが、少しでも成熟へ向かおうと戦っているところが違う。彼らはいわば、人生におけるもっとも根本的な問題を解決すべく歩んでいる。
この一節を読んで、ああ、私はこうなりたいんだと思いました。誰のことも恨んだり憎んだりするのでなく、常に自分自身の弱さと戦いつづけること。今いる場所を誰かのせいにしないで、自分自身の中にその原因をみつけだして、それをよりよく変えていくこと。
そしてもうひとつ、今の私のまわりに、まさにここに書かれているようなことを体現しながら生きている人たちや、そうなろうと自分との戦いを続けていらっしゃる方がたくさんいてくださることにも気がつきました。そしてとてもとても嬉しくなった。
自分自身の内なる戦い
一年前、あまりにも突拍子がなく、その時自分がいた場所からはあまりにも遠く、別世界のことのように思えた「サンティアゴ巡礼の道を歩く」という夢。
なぜ歩きたいのかはうまく言葉にならなくて、でもそこへ行けばなにかあるような気がして、どうしても叶えたかったその夢。
それを叶えたことで、そんなすてきな人たちが周りにいてくださる今があることが本当にうれしくって、ありがたくって、私はもっともっとそちらの方へ近づいていきたい、そのために自分自身の内なる戦いをやめないでいたいと思います。
「人間はもともと曲がった材木のようなものだ」
この本には「人間はもともと曲がった材木のようなものだ」というメッセージも幾度となく出てきます。
そのままでは不完全で、だめなところだらけで、欠陥だらけ。試行錯誤を続けて、そのぶんだけ失敗もするだろうし、その度にいろんな人を呆れさせたりがっかりさせたりしてしまうのかもしれない。だけどその不完全さを克服するための戦いをやめないでいたい。
これは、以前私がブログで紹介した「星の巡礼」という小説に出てくる、”良き戦い”という一節に込められていたメッセージにもよく似ていると思います。
「あなたの人生の意味」、まだ読み始めたばかりですが、今私が迷っていること、探しているものに対して、なにかヒントを得ることができたらいいな。
- 作者: デイヴィッド・ブルックス,David Brooks,夏目大
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気になった!という方は、ぜひ私がいつも楽しみにしている本のレビューサイト「HONZ」のレビューも読んでみてくださいね。
本書で著者が最も訴えたかったこと、それは「人間には本来、2つのプロフィールがあるが、現代はそのうちの一方だけが偏重されている」ということだ。2つのプロフィールとは、「履歴書に書かれるプロフィール」と「追悼文に書かれるプロフィール」だ。(中略)
今は人が個人としていかに幸福になるか、そればかりを皆、考えている。しかも、その幸福とは、ほぼ 「富と名声を得る」とイコールになっている。能力を高め、競争に打ち勝って、財を成して有名になる。 ほとんどそれだけが生きる目的で、他のことはどうでもいいとは言わないが、あくまで副次的なものとして扱われる。「自分が人生に何を求めるか」をよく知り、求めるものを一つでも多く得ることが何より大切というわけだ。
しかしブルックスは、人は富と名声だけでなく、内面的な幸福に向かって生きるべきであると説く。富と名声も重要だが、それだけでは不十分だというのだ。そして「『自分が人生に何を求めるか』ではなく、『人生が自分に何を求めているか』が大事」と言っている。これは、ヴィクトール・E・フランクルの言ったことだ。自分がどのような役割をもって生まれてきたのか、それを考え、与えられた役割を全うすることこそが、真の幸福につながると彼は言っている。
…と、そんな感じの近況報告でした〜〜!!!
さて、今日は今からウン年ぶりの夜行バスに乗って、東京まで行ってきます!
会いたい人に会ったり、見てみたいものを見に行ったり。
それにしても、本当に夜行バスに乗るのが久しぶりすぎて、果たして体力的に耐えられるのかがめちゃめちゃ心配です!!笑
それでは、おやすみなさい。
ほんとにいつもながらまとまらなさすぎなブログを読んでくださったみなさま、ありがとうございました。
たまゆりでした〜!
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