今日、わたし、タイカレー食べてたんです。
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オリーブオイルとにんにくで香ばしく炒めた鶏肉となすとピーマンに、このロイタイのグリーンカレーをジャァっと流し込んで、ゴトゴト15分くらい煮込んで野菜をとろっとろにしたのをはっふはっふ口やけどしながら食べるのが最高なんですよねぇ。
このピリッときてじゅわぁっと熱くなる辛さと、ハーブの香りがたまに無性に恋しくなるのでよく買ってます。カルディとかに売ってます。
きっかけはタイカレー 、そしてGoogle先生
で、わたし、なにかおいしいものをひとりで食べてる時、その食べ物の名前をグーグル検索するという癖があって。
なんなんでしょうね、これ。あんまりおいしくて気に入ってるから「この感動を、共有したい!」ってことなんでしょうね、たぶんノ*`・_>・リ
グリーンカレーといえば、ロイタイのほかにもういっこスーパーでよく売ってる缶詰の「いなばのタイカレー」っていうのがありますね。
- 出版社/メーカー: いなば食品
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こっちも手軽ですごくおいしい。チキンに味が染み込んでほろほろだし。
「ロイタイ いなば」→「いなば 山メシ」→「山メシ」
でも私はやっぱり自分で具材を入れて煮込むロイタイ派なんで、みんなの意見はどうなのかしらん〜?って「ロイタイ いなば」で検索ボタンを押してふむふむって色々見てたんですね。
そしてそこからふと「このいなばのタイカレーってあっためるだけでめっちゃ手軽やし、登山に山メシとして持って行く人もいるんやろなぁ〜」と思い、今度は「いなば 山メシ」で検索したんですよね。
そんで、色々見ているうちに「ああ、いいなぁ山メシ…」という気持ちになったわけです。
※山メシとは、文字どおり山で食べるごはんのこと。材料や調理器具を背負って登り、山の上であたたかいご飯を食べるのはこのうえない至福なのです。
そういう私はまだ山ごはんのための器具をまったく持っていません…!クゥッ…やりてぇっ…!!
そして「山と食欲と私」にたどり着く
そうこうして、ついに私は「山メシ」でグーグル検索をして、タイトルの「山と食欲と私」という漫画作品にたどりついたわけです。
- 作者: 信濃川日出雄
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/04/09
- メディア: Kindle版
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「山と食欲と私」とは (公式サイトより引用)
27歳、会社員の日々野鮎美は、「山ガール」と呼ばれるのを嫌う自称「単独登山女子」。
美味しい食材をリュックにつめて、今日も一人山を登るのでした。
山でご飯を食べる幸せをあなたも体感してください♪ さあ、山へ!
webコミック連載の作品とのことで、上のサイトからバックナンバーが何話か読めますのでぜひ。すっごくいいよ。
わたし、試し読みし終わって速攻本屋に走りましたもん。
「山と食欲と私」の魅力
なにって、なにより、まず主人公の鮎美ちゃんがかわいい。
素直で、気取らなくて、がんばりやだったりでもすごく人見知りだったり…。
そして等身大で、たまに失敗して落ち込んだりしながらも、自分の好きなことを誰にも曲げられずまっすぐに真摯にストイックに続ける鮎美ちゃんはものすごくかっこいい。
(webで公開中の第2話より)
それから魅力的なのが、鮎美ちゃんの表情。ごはんを心からおいしそうに幸せそうに食べる姿がものすごいかわいい。下山後の温泉でホワァ〜ってなってる姿も、心から幸せそうで、ほんとにかわいい。
そして、出てくるごはんがめっちゃおいしそう。
「山と食欲と私」というタイトルの通り、毎話ごとに必ず「山メシ」が出てくるわけですが、もうそのすべてがおいしそうのなんのって!!
地上で食べたらなんてことないものなんですよ。インスタントラーメンにソーセージどぼん!とか。
(webで公開中の第2話より)
でも、山の上で、重いのをがんばって背負って登ってきて、エネルギー使い果たしてからっぽの体と、澄んだ空気とすばらしい景色の中で食べるごはんって…ほんっと…おいしいんです。
友達に借りたバーナーとクッカーでお湯沸かして作ったカップ麺くらいしか食べたことくらいしかない私だけど、それでもそのおいしさはほんとによくわかる。
山で食べるからこそ味わえる、魂と身体の芯からシビレが来るようなおいしさとしあわせを、この漫画はほんとによく表現されていると思います。
ほんと、山の魅力がつまった漫画や…。
私はこの間生まれて初めて、白山で「単独女子登山」をしたのですが、そのときにちょびっと感じた、孤独や緊張感や自然に対しての自分のちっぽけさや、その大きさと美しさと恐ろしさ、そういうものを、この漫画を読んでいると鮮やかに思い出します。
そのときの日記はこちらからどうぞ。
あの時に室堂平から見た、ハイマツのシルエット越しにぼんやりと沈んでいく幻想的な夕日は忘れられません。寒さと、風以外の音がない世界。半径数百メートルのこの室堂平を離れれば、もう上にも下にも、人はいない。
濃くなっていく空の色を見つめながら、世界の終末に取り残された人間は…きっと、こういう気持ちなのかもしれないな、って思ったり。
風以外音のない山の上で見る夕日はなぜか「終末」を感じさせます。
甘き死、メメントモリ、的な切なく寂しくそれでいて甘い孤独です。山は人を詩人にさせますね。
(webで公開中の第3話より)
とにかくそういうの全部ひっくるめた「山の魅力」が、ほんと、主人公の鮎美ちゃんのまっすぐな視線を通して伝わって来る、ほんとうにいい漫画です。
ぜひ読んでみてください。ホントにおすすめ。
山登りが好きな人はもちろん、山登りをはじめてみたいなぁという方も、単にかわいい女の子とおいしい食べ物は好き!!山は興味ないけど鮎美ちゃんは気になる!という方にも、ぜひ読んでいただきたい。
ほんと、おすすめです。
第3巻は来月、2016年11月9日に発売だそうですよ!!
- 作者: 信濃川日出雄
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/11/09
- メディア: コミック
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う〜ん、楽しみ。
読んでたらめっちゃ山に行きたくなったので、今週末あたり、伊吹山に女一人登山にいってこようかと思います。
しかし、この漫画読んでると、いろいろ欲しくなっちゃって困っちゃいます。テントほしい…バーナーほしい…クッカーほしい…。
モンベル(mont-bell) テント ステラリッジテント 2型 [1?2人用] サンライトイエロー 1122476-SUYL
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わたしが今一番ほしいもの、たぶんこれ。
余談ですが、今日「山と食欲と私」を買うために最近長いこと足を踏み入れていなかった漫画コーナーへ足を踏み入れたら、大好きな「ARIA」の天野こずえ先生が新しい漫画を描かれているのを発見しました!!
- 作者: 天野こずえ
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2009/08/10
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- 作者: 天野こずえ
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2016/09/10
- メディア: コミック
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って、もう11巻まで刊行されてる上アニメ化までされてるっ!!気づくの遅っ!!でもきっと今日出会えることになっていたから出会えたのでしょう。うれしい!
しかも私が最近すごくやってみたいと思っている「ダイビング」漫画!!そしてかわいい女の子がいる!!!美しい四季が描かれている!!!
これはもう読まなきゃ、絶対読まなきゃ。と思ってさっそくセットでポチリしました。
また届いて読んだらレビューいたします。
ARIA 完全版 ARIA The MASTERPIECE 1 (BLADE COMICS)
- 作者: 天野こずえ
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2016/01/09
- メディア: コミック
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「ARIA」は本当にいいよ。完全版もほしくなっちゃう…。
それじゃ、おやすみなさい!!!