みなさま、こんにちは。たまゆりです!
お久しぶりです。
ちょっと、ブログの更新の間が空いてしまいました。
2月に入ってから、自分の中でいろんな出来事が起こって(というか起こして)いて、なかなかそれを消化しきれずにいてブログに書くのが遅くなってしまいました…!
変化に満ちた2月の近況
近況としては、また冬山登山に行ったり、中山道を歩いたり、大好きな熊野へ車中泊旅に出かけて、久しぶりに人生で初めてできた最愛の友達に会ってきたり。自分が今まで全く知らなかった領域で生きている人と知り合って食事させてもらう機会があったり。
初めての中山道、馬籠宿〜妻籠宿の区間を1日かけて歩いてきました✨
めちゃめちゃ良かったですー😆😆😆途中、雪道の中たった一軒だけ有志でやられているDonationの休憩所(建物は築250年)があって、囲炉裏とストウブでもてなして下さるおじさんがとても静かであたたかかった。カミーノみたいだった! pic.twitter.com/EfUOpV9NJI
— たまゆり(めざせ遊牧民) (@tamaoyurika) 2019年2月4日
弾丸熊野の旅では、憧れだった平安衣装も着せてもらいました!!
ひとりぼっちだったからすんごい恥ずかしかったんだけどがんばって盛って自撮りしたから見て!!ふぉ、フォトショで修正したのは内緒だよっ!!!笑
そして生活の面でも、ほぼ毎日バーナー自炊を始めてみたり、野草採集して食べるのを始めてみたりと、なんだか急にググッと、してみたかったミニマルライフ(?)に近づいていってます。
そんな感じで、この2月は
色々なもの・人に影響を受けて変化して行くことの多い月だったなぁと(まだ終わっていないけど)感じています。
さて、今日はそんな色々の中から、今月はじめに行ってきた西穂高岳への冬山登山について書こうと思います。
憧れの北アルプスで今年初の冬山登山
今年はとても雪が少ない冬でした。
↑ 雪山だー!と思って出かけたら、雪がほとんどなかった時の登山記録(?)
また、天気と予定がなかなか合わなかったこともあり、冬になってしばらく経っても、冬の登山の醍醐味である真っ白い北アルプスの風景がなかなか楽しめていなかったのですが…。
(冬の登山や冬ならではの美しい風景を楽しめる山域は日本全国に数えきれないほど存在するのですが、特にその中でも中部地方に位置する北アルプスは、屈指の美しさで知られる登山のメッカなのです)
そんな北アルプスの西穂高岳で、先日、ついに!
お天気に恵まれて、今シーズン初の冬山登山をしてまいりました!!!
何度見ても美しすぎる!色彩のコントラスト
昨年に比べて雪の量は少なかったものの、今年も変わらぬ美しすぎる姿を見せていただけました。
この、森林限界を超えた鋭くて黒い岩の山体と、そこにかぶる雪のまぶしくて真っ白いコントラスト、そしてそれをぱっきりと切り取る濃くて真っ青な空…。
冬しか見られないはっきりした色彩の美しさが胸に迫ってくるような、ほんとにほんとに大大大好きな風景です。
当日はお天気にも恵まれて風も少なく、無事に目的の「西穂独標」というピークにたどり着くことができました。
実はこの「西穂独標」というピーク、去年行きたかったのにたどり着けなかった場所だったんです。
だから、リベンジができてとってもうれしかった。
…のですが…。
足場が凍っててめちゃ怖かった!
今年は雪が少なかったせいで岩場がむき出しになっている箇所が多かったり、その岩場の表面がツルッツルに凍っていたりして、めちゃくちゃ怖かったです(T_T)
(滑り止めのアイゼンやピッケルは基本的に雪に刺して身体を支えるものなので、岩場でがむき出しになっていたりカチカチに凍って爪が刺さらない箇所があると、途端に歩くのがとても難しくなるのです)
めちゃめちゃこわごわ下山中の図。
いつものようにパートナーに弱音を吐きまくりながらも(笑)それでも心を落ち着けて一歩一歩、冷静に歩を進めて、無事に下山することができました。
自分で自分に命を預けたら、一皮むけた
大げさかもしれないんだけど、自分の力を全身全霊賭けて信じて、自分自身に命を預けて登った山。
それは今までの人生にはなかった経験で、なんだか、この経験を機に、勝手に自分が一皮むけたような気がしています(笑)
だれも代わってはくれない
初めての経験。初めて出会う自分。
見下ろすだけで足がすくんで気が遠くなるような岩と氷の絶壁を足元にして立って。
そして、これを今から自分の足で下るのだと思った時、
「そうか、誰も代わりはいない、やるのは私なんだ。」
「今私の命を生かせるのも殺すのも、私しかいないんだ。」
ほんとね、大げさかもしれないんだけど(笑)そう思いました。
これまで見たことも感じたこともない自分の知らないパワーが、むくむくと魂の奥から湧いてくる感じ。 アドレナリンみたいな。本能みたいな。?
「自分の底力」を見た気がした
普段の暮らしの中では、あまりに多くの便利なものやサービスや甘やかしてくれる人たち!!!(笑)に囲まれていて、それに無意識のうちに甘えてしまっていて、わからなくなっていたこと。
誰も代わってはくれない。自分を生かすのも殺すのも、すべて自分。
そう感じた時、初めて生々しく「生きてる!」ってことを実感して。
そして、自分自身に眠る生命の底力を垣間見たような気がしたのでした。
まだ自分の知らない自分がいるというワクワク
そして、山から降りて帰ってきて、改めて思ったことがもうひとつ。
それは
「生きてるって、なんて面白いんだろう!!」ということ。
27年間も生きてきたのに、まだ自分の知らない自分がいるなんて、めっちゃ面白い!!!
まだ目覚めていない力が、自分の中に秘められているかもしれないだなんて!!
まるでRPGみたい。笑
なんだろう、例えるなら、すごくすごく大好きな漫画が完結したと思っていたら、超〜パワーアップした新章がはじまっちゃったよ!!!!フォ〜〜〜!!!!みたいな。伝わるかな?これ?笑
とにかく、ものすごく、自分へのワクワクで胸がいっぱいになりました。
この先も、眠る自分の底力に出会い続けたい
これから先、もっといろんな人と出会って、見たことがなかった景色を見て、立ったことのない場所に立ってみたい。
そんなふうにして、自分自身もまだ見たことのない自分の力と出会ってゆきたい。
新しい自分の可能性に出会うための旅。
私にとっては、人生そのものがそんな旅のようであればいいなあと思います。
まだ見たこともない思いもつかないような素敵なやり方で、もっともっとこの世界になにがしかの恩返しができる自分になってゆけるのなら最高だ。
ああ、おばあちゃんになるころ、どうなってるのかちょっと楽しみ(笑)
自然はいつも大事なことを教えてくれる
うん。まとまっているかどうかわからないけど…。
とにかく今回の登山も、すばらしいことを教えてもらう機会になりました。
でっかくて美しくて厳しい、圧倒的な自然の中に身を置いて過ごしてみると、なんだかすごく大事なことを感じたり、思い出すことができるような気がします。
この夏から山小屋で働いて毎日を山で過ごしたら、どうなるのかなぁ〜。笑
うーん、、、ワクワクが止まりませんっ!!!!
そういうわけで、この先もワクワクしつつ色々な準備を進めてゆきたいと思います。
それでは、
久しぶりの更新でしたが、ここまでお読みくださり本当にありがとうございました。
たまゆりでした!チャオ〜!!