旅する生き方

伊勢神宮へお参りしました。等身大の自分を思い出したら、優しい世界にまた会えた。

みなさんこんにちは、たまゆり(@tamaoyurika)です!

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最近、外をランニングした帰りにクールダウンを兼ねてのんびり歩いていると、きれいな虫の声が聞こえてきます。

鈴を転がすような、きれいな金属の楽器がこまかくふるえるような…かわいらしい音色にめいっぱい包まれて夜風の中を歩いていると「そろそろ秋なんだなぁ」という心地がして。

 

うれしくなるのと同時に、いよいよ本格的な夏の終わりを、ちょっぴり寂しく思う今日この頃です。

 

 

 

さて!

 

なんかね、最近、近況とか状況報告のブログばっかりになってしまっていて…。

自分の想いみたいなのを書けていなかったなって、思って。

 

だから久しぶりに、そういう思いの丈(?)をつづった記事です。

 

 

 

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ここしばらくずっと、悩んでいたの。

しばらくっていつからかって、多分、今年の春、北の道とプリミティボの道の巡礼の旅に出かける前くらいから。

 

悩んでいた、というか。

私はずっと、自分の等身大に対して、背伸びをしてきたなぁって、気がついた。

 

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はやく「何者か」にならなくちゃって焦って、「みんなに必要とされる価値ある自分(=理想の自分)」みたいなのを作り上げて、それに届かない現実の自分がイヤで目を逸らして、見栄を張って。

何かが違うな、ズレているなって、思っていても、背伸びすることをずっと止められなくて。

そんな息苦しさがずっとあった。

 

だけど最近、あるできごとがきっかけで…ようやく、自分の元のペースとか、等身大の心とか、見失っていたものをちょっとずつだけど取り戻しつつあるような気がする。

 

 

そんな話。

 

ある出来事、っていうのは、伊勢神宮にお参りに出かけたことでした。

 

 

その時の日記です。

写真、全然撮らなかったから…(1枚でいいから撮ればよかったなぁ)過去のからしっくりきたやつをのせています。

 

 

 

*  *  *

 

 

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今日はお伊勢に行ってきたよ。

念願の!

 

ずっと行きたくて、でもぜんぜん行けなくってさ。

 

正しい参拝の仕方を教わりました。

 

 

なんだかね、ひさしぶりに、ものすごーーーーーーくひさしぶりに…

優しい気持ちになった。愛ってなんだっけ、あるがままとか自然とか、感謝って、なんだっけ。

そういうのをね、とってもとっても久しぶりに思い出した気がした。

 

 

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神社は、神さまにお礼を伝えに行くところ。

日頃の、すべての、よい導きに、感謝しますよって。

ありがとうを伝えに行くところ。

 

それは、日々、生きてることそのものに感謝を感じ取っていなければできないの。

あたりまえだけど。

 

どんなに素敵なものを、この世界(=神さま)から日々受け取っていたとしたって(ほんとはいつだって受け取っているはずなんだけど)、それに気がつけない自分でいたら、本当に清らかな気持ちで神社に出向くことはできないんだって。

 

そう教えてもらった。

 

 

 

 

だからね、今日、本当はすごく不安だった。

 

こんな気持ちで、こんな自分で、今の情けない自分で…立ち入っていいのだろうか?って。

 

 

 

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昨日、とても尊敬する人に「今のゆりちゃんは、見栄を張って無理してるんじゃないか」って言われて。

まるで、胸の中のふくれあがってた風船に針が刺さったような、そんな感じだった。

 

そのとおりだ、って思った。

ずっと分かっていたことだったけれど、やっとそれを、勇気を出して自分の中で見つめることができた…のかもしれない。

 

 

 

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そうだ。私は、いつからかものすごく、無理をしているな。

生き急いでいるなって。思った。

 

 

今ここにあるものに、目を向けようともしないままで。

 

先のことばかり考えて、未来の理想ばかり描いて。

その理想と現在の自分の立ち位置のあまりの違いに失望して、焦って。

そこへ、なんとか無理したって近づこうとしていたんだ。

 

それを、ああ、そのことを、わたしにずっと、言ってくれていたんだなぁってすごく、きょうやっとわかったの。

ずっと教えてくれてたはずなのに、ちょ〜〜〜〜今更っ(笑)

 

 

 

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その言葉がきっかけで、やっと認めることができた。

 

等身大以上の自分にはどうしたってなれない。

 

自分を良く見せようと見栄を張って、自分の真実の今の姿が見えなくなってしまったら…

今すぐそこにあるはずの、素晴らしいものまで見落としてしまうの。

 

 

 

それが分かって、無理な背伸びはもうやめようって決意して、それでお伊勢にお参りして。

そうして見えた世界は、これまでとはちょっとだけ、でも確実に、違う気がした。

 

世界は、優しいんだな。そんなふうに、久しぶりに思った気がした。

 

 

 

ずっとずっと、本当は、あったはずなのになぁ。ぜんぶ。

これまでだって、優しい世界がちゃんとあったのに。そこで毎日生きてたはずなのに。

いつのまにか、ぜんぜん見えなくなっていた。

 

 

 

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ああもう、なんて、幸せ者なんだろうな、わたしは!

こんなにもへまばかりの私を、それでも諦めたりなんかしないで、愛を注いでくれる世界がそばにあるのだから。

 

それを忘れていたなんて。ずっと。

なんて、なんてもったいない、どうしようもないばかものだったんだろう。

 

 

 

 

私は、今の私のままで、歩いてみよう。

いまここにあるものに感謝して。そう思った。

 

 

 

 

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ただ、あるがままの、自分であること。

 

それは、実はけっこう、すごくすごく難しいの。簡単に見失ってしまうから。

 

うまくいえないけど、一瞬一瞬の勝負なんだと思う。

まるで武道や芸の世界のように、一瞬一瞬の所作が流れていく、それを途切れさせないということ。

 

 

 

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今日、参拝していて思った。そう、まるで武道のようだなって。

歩く動作、手を清める動作、鳥居の前でする礼、神殿に近づいて、そっとお賽銭をすべらせて。

じゃまにならないところへ下がる。

礼を2度、手を2度打って、最後に一礼をして、去る。左から入れば右から出る。礼をする。

 

そしてまた歩く。

そして参る。心の中で礼の気持ちを込める。

 

 

そのあいだ、そっと、集中する。耳を澄ませる。

心を澄ませる。

 

 

 

それはきっと生きていく日々も、同じなんだと思う。

 

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本当はそんな、一瞬一瞬が修行の、連続なんだ。

歩くことも、巡礼の旅だってそう。神社の境内を参拝するときの歩き方と、おんなじだ。

一歩一歩自分に問う。

自分は今、ここにいられるべき自分なのかと。

 

 

 

はぁぁ。むずかしい。

ほんと、知恵熱が出そうなんだけど(笑)

 

 

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何回も、現に今回だって、こんなに長いこと、道を外れていたような気がする。

 

それでも…ちゃんとこの静かな心に立ち戻ってくることを、忘れないでいたいと思う。

すぐにはうまくいかないとしても、ちょっとずつでも、ずっこけながらでも、一生をかけてでも、ちゃんと、私は、この道を歩いていたい。

 

 

ああ、長い間忘れていたから、なんかまだ、慣れないや。

心の奥底に戻ってきた小さな灯り。昨日までとは少しだけ、違って見える世界。

今度はきっと前よりも、長い間、なくさないでいられますように。

 

 

 

*   *   *

 

 

 

そんな日記。

 

んんんーーーーーーっ、伝えたかったこと、伝わったかなぁ…。

私の中でもまだまとまりきっていないけど…少しでも、伝わっていたら嬉しいです。

 

 

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そして、また、もう一度巡礼の旅に出かけようとしているこのタイミングで、こうして気づける機会がもらえたこと、本当にうれしいなと思います。

 

今回気がついたことを大切に、一歩一歩を、生まれてきてよかったなって、ここに来られてよかったなって思いながら、感謝しながら、歩ける自分でありたいです。

 

 

 

 

そんな、近頃のわたしの、もうひとつの近況でしたっ。

 

長くなっちゃったけど、こんな文章を読んでくれる人がいるのか、ちょっと不安だけど…

もし読んでくださった方がいたのなら、本当にありがとう。

 

 

それではまた、たまゆりでした。Ciao!

 

 

 

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POSTED COMMENT

  1. 木下 恵里子 より:

    その若さでその境地に行き着いたことに敬服。私はあなたの倍以上の歳ですが、神仏に懐疑的でカミーノに行ってから今あることに幸せを感じることができるようになりました。また、今、再度、カミーノ来てます。魂、浄めます。

    • たまゆり より:

      恵里子さん
      そんな、とんでもない。私も神さまなんて全然信じてなかったし、そもそも前までそんなこと一度も考えたことありませんでした。けれど私もカミーノがきっかけで考えが変わりました。言葉にするのは難しいけれど、今は、私にとっての神さまはたしかに存在しているなって(たまに忘れてしまうけど)思います。
      いま、カミーノ歩かれているのですね。どうぞ恵里子さんにとってすばらしい旅になりますように!

  2. みはる より:

    こんにちは。
    ポルトガル人の道のポルトからスペイン国境のトゥイの街ぐらいまでは、とにかく道が石畳だらけで辛いです!人によるかもですが、、
    私は上手く歩けず足を痛めました。大地を踏みしめる感じのフランス人の道が恋しくなりますよ(笑)
    ポルトガルではサンティアゴよりファティマへの巡礼がメジャーだった時もあるようで、両方向を示す矢印や、ファティマ目指して歩く巡礼者とすれ違って挨拶を交わすのも何だか面白かったです。
    今回もステキな巡礼になりますよう願っています。
    Buen Camino!!!

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