19歳のイタリア留学日記

イタリア留学日記17「鐘の音と木曜日。」

f:id:tamayuri0123:20190319113457j:plain

ついこの間の授業で話題になった、ちょっぴり疑問なイタリアのあれこれについてお話したいと思います。

ひとつめ、鐘の音。

フィレンツェで一番有名なのは、ドゥオモの横にスラリと立つこのジョットの鐘楼でしょうか?

もちろんこれ以外にも、教会のあるところに鐘楼あり、ということでフィレンツェ中にとてもたくさんの鐘楼が立っています。

そしてそれぞれの鐘楼が、それぞれ特徴のある綺麗な音色を響かせてくれます。

…が。

ちょっと待った。

このフィレンツェ中に点在する鐘楼の鐘は、いったいどの時間に鳴るんだろう?

街を歩いていても、家にいても、学校にいても、一日に何度も鐘の音を耳にしますが、その時間はいつもばらばらなんです。

例えばお昼の12時になったら、フィレンツェ中の鐘がいっせいに鳴ってハーモニーを奏でる、なんていうことは全然なく…。

毎時15分に鳴る鐘やら、40分頃に突然鳴り出す鐘やら…

最初は全然意味が分かりませんでした。こんな中途半端な時間に、この鐘いったい何を告げてるの?と毎朝考えていました。

もしかして何か法則が!!?と思い先生に尋ねてみると「時間にルーズなだけ」なんだそうで…(笑)

一応基準は毎時0分のようですが、15分も遅れてみたり早とちりしてみたり。

そんなに適当でいいのかしらと思うのですが、そこはイメージどおりのイタリア人の性質なんでしょうか。

こちらはジョットの鐘楼に上るとで間近で見られる鐘で、過去実際に使われていたものがデデンと置いてあります。

大きいだけあって、その音は遠くにいてもよく響き、近くで聞くと迫力満点。

たしか、ジョットの鐘楼の鐘はちゃんと毎時0分ちょうどになっていたような気がします。笑

そしてもうひとつ面白かったこと。

チェントロにいても、平日の夜の街はけっこう静かです。

土日はやっぱり多少騒がしいのですが、問題は木曜日!

木曜日の夜になるとなぜかみんなバールやレストランに集まり、深夜までお酒を飲んで楽しんでいるんです。

みんな、次の日仕事や学校があるはずなのに…。

金曜日真面目に働く気あるのかっ?と思ってこれも先生に聞いてみると…

「イタリア人にとっては木曜から休みみたいなものなの」だそうで!笑

金曜日のことは深く考えず楽しい週末に一足早く気持ちが行っちゃうみたいです。

木曜の夜、お友達や家族でレストランに集まってワインを酌み交わす人々。

とっても楽しそう。

これは学校のみんなで木曜の夜にレストランに行って食事をしたときに撮ったものですが、イタリアの人の気持ちが少し分かる気がしました。

木曜の夜にみんなで楽しく騒いで、そのふわふわした気持ちのまま金曜日に働き、その楽しい気分のまま週末に突入!!

楽しんで生きることを大切にしている人々なのだなぁ、と少しだけ感じることの出来た話でございました♪

月曜日はいよいよバレンタインですね~☆

サンタクローチェ広場でのチョコレート市場も残り二日になりました。

クリックで拡大します。

最近街を歩いていると、若い日本人の方をよく見かけるなぁ~と思ったのですが

今は大学の春休みの時期なんですね!

一日も早く天気が回復して、より楽しい観光ができるよう祈ります。

それでは今日はこのあたりで(^^)

明日はサブリナと、ずっと気になっていたカフェッテリアでいちごのドルチェとティラミスを食べる約束です♪

彼女がスイスに帰ってしまう日が刻々と近づいていて…ちょっとさみしいです。

それではおやすみなさい(^x^)/

ただいまサイト工事中により、一部リンク切れなどがございます。お探しの記事が見つからない場合は、検索機能をお使いください。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です