みなさまこんにちは!
風邪をひいて数日ダウンしておりました、たまゆり(@tamaoyurika)です。
周りでも、風邪が流行っている今日この頃。しっかり感染した私ですが、みなさまは、体調など崩されていないですか〜?
そしてみなさま、カミーノ出発の準備は進んでますか~っ!!!
私はあんまり進んでませ~~ん!!!!(おいっ!笑)
持って行く予定の荷物を詰めて、計量して、実際歩いてみる…というところまでやってみたいなあと思いつつ、体調を崩したのもありちょっと先送りに。
というわけで今回は、家にいてもできる準備!ということで…
自分が歩くサンティアゴ巡礼のルート確認
をしてみました。
今年行く予定で準備しているけど、どうもまだ実感がわかないんだよね…
という方には、ぜひ参考にしていただけたらなぁと思いますです!
今回私が歩くルートはこれだ!
今回歩く予定のルートをスマホでマップに落とし込んでみました。
使ったのは、MAPS.MEという無料の地図アプリと
以前、巡礼友達の本多さんにいただいた巡礼のガイドブック。
ガイドブックには、コース上の街々の名前とアルベルゲ情報がついています。
その情報を元にピンを打って、ルートをマップ上で可視化してみます。
こうするとだいたい
「あ、ここからここまでは海沿いを歩くんだな」とか
「ここから道が分岐して違うルートへ行くんだな」とか
「ここからここまではけっこう区間が長そうだな」とか
具体的なイメージがなんとなーくつかめてきます。
ガイドブックがなくても、巡礼路上の街リストは「日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会」さんのホームページに載っているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
このMAPS.MEという地図アプリは、Google Mapなどと違い地図情報をあらかじめ端末にダウンロードしておいて使うので、インターネットがない場所でも使えるのが特徴です。
こうしてピンを打っておくと、実際に歩くとき万一迷っても次の行動がとりやすかったりします。
前回フランス人の道を歩いた時も、このようにピンを打ったマップを使いましたが、実際ピンを打ったアルベルゲや街に泊まるかは関係なく、歩く際の目安や目印としてとても役に立ちました。
それになによりも、この「地図にピンを打つ」という作業そのものが、カミーノ行きに現実味を帯びさせるためのものすごくいいイメージトレーニングになると思います…!
今回のルートのポイント① プリミティボの道を歩きたい!
まだ予定なのですが、私は今回、「北の道」を途中まで歩いた後、オビエドという街から分岐している「プリミティボの道」を歩きたいなと思ってます。
プリミティボの道は別名「原始の道」とも言われていて、一番最初の巡礼者が辿った道。カミーノのはじまりの道ともいえるところなのだそうです。
かなり山越えが多くて、数あるカミーノのルートの中でも一番ハードと言われているらしい。
そのぶん、山の中を歩くことになるので、きっと山が好きな私にはたまらない…!?
そして、ここを歩くことでなにか、カミーノの原初的なエッセンスみたいなもの…?を感じられたらいいなぁと思います。
山が多いと聞くと、イメージとしては熊野古道を思い浮かべます。
険しい山を登って降りて、人にもあまり会わない道は、楽しい!幸せ!というよりかは、自分の弱さや過去なんかと向き合うような「修行の道」に近かったりして。
このプリミティボの道もそんな道なのだろうか?はじめにサンティアゴを目指して歩いた人はどんなことを考えて歩いたんだろう?胸にどんな思いを秘めてそこを目指そうと思ったんだろう…?
なんかまだ全然わかんないんだけど、なんとな〜く、そんなことを知られるカミーノになればいいなあと思います。
今回のルートのポイント② スペインの温泉町オウレンセに行きたい!
で、もうひとつは、
オウレンセという温泉の街にも寄りたい!!
巡礼友達のやまぴさんが教えてくれたんだけど、この街はいたるところに天然温泉が湧き出していて、なんと日本式の温泉施設があるらしい!!
やまぴさんのブログ。↓
見せてもらった写真では、日本のお風呂で見慣れた「ゆ」というのれんがかかっていたりする。日本ではおなじみの温泉マークも。ふぇ~!まじか〜〜!!
温泉に寄りたい理由は…「あったかい湯船、恋しすぎ。」
ここで、私がなぜそんなにもスペインで温泉に入ることに胸を踊らせているのかをお話ししたいと思う。
実は、前回フランス人の道を歩いていて恋しくなったものランキング第2位が「湯船に浸かってゆっくりすること」だったんです。
(ちなみに1位は日本のスーパーで思い切り食材を買って好きなもの作って食べること…!!笑)
前に1年イタリア留学してた時もそうだったけど、ヨーロッパのひとたちって、基本暖かい湯船にゆっくり浸かる習慣がないみたいなんですよね。
でも、わたしは温泉国ニッポン生まれの山好き女!!
毎日何十キロも歩いて疲れた体、たまにはゆっくりポカポカのお風呂で疲れを癒したい…。
ちなみに前回のカミーノでも、あまりにお風呂が恋しかったので途中レオンの街で、清水の舞台から飛び降りるような気持ちで(笑)高級ホテルに宿泊し、バスタブにたっぷりお湯を張って湯治を満喫するという出来事がありました。
今日は大ふんぱつしてレオンの五つ星(!)スペイン国営ホテルパラドールに泊まっております。うひひ!笑いが止まりません。バスタブであっつーい湯船に浸かって、広いベッドでごろごろして、スペイン来て初の中華料理も食べて(笑)元気チャージ☺️ pic.twitter.com/zjoRTmBok3
— たまゆり(めざせ遊牧民) (@tamaoyurika) 2016年5月30日
あれは至福だったなぁ…バスタブにたっぷりお湯をためて、足を伸ばせる広い湯船にゆっくり浸かって、さっぱりした後は買い出してあったビールやハムやらおつまみ片手に庭園を眺めながらテラスの椅子でそよ風に吹かれて一人乾杯…という最高の時間でした。余談!笑
で、それが!!
温泉、しかも天然温泉、しかもしかも日本式の温泉施設だったら最高すぎるんじゃないか…?と思ったんです。
スペインで、カミーノの上で温泉に入って、湯上りにビール飲むとか、どう考えても最高のやつやん。はあ…!!(うっとり)
温泉の町オウレンセへのルート
で、このスペインの温泉の町オウレンセへの行き方なんですが。
プリミティボの道の上に、ルーゴという比較的大きい街があります。
このルーゴで歩くのを一時中断し、電車に乗って温泉の町オウレンセへ行きます。(スペイン国鉄で約1時間半…歩いたら3日くらいかかりそうなのにっ…!!笑)
で、オウレンセの町でのんびり温泉に浸かった後、そこからもういちど歩いて、サンティアゴを目指す!!
ちなみにオウレンセからサンティアゴデコンポステーラまでは「サナブレスの道」というカミーノが通っているそうです。
サナブレスの道は、アンダルシア州の州都セビージャからコンポステーラへ伸びる「銀の道」から派生するルートとのこと。もう、ルートがありすぎて訳がわからなくなってきました。笑
ひとまず、オウレンセからの道の上には巡礼宿もあり、歩いてサンティアゴへ向かえる道があるようです。
がんばってプリミティボの道の山越えをした後は、ゆっくりのんびり温泉に浸かって、そっからもうひとがんばり!!という感じでしょうか。
今回のルートのポイント③ ムシアまで歩きたい!
ゴールのサンティアゴデコンポステーラから、3〜4日で行くことができる「ムシア」という街。
映画「星の旅人たち」のラストシーンにも登場した、海辺の静かな町です。
今回は、もしサンティアゴに着いて時間があったらこちらの街へ歩いて向かってみたいなと思っております。
今回の行程・まとめ
さて、いろんな道の名前が登場しすぎて、自分でもわけがわからなくなってしまいましたが(笑)
改めて、今回の行程についてまとめてみたいと思います。
①イルンからオビエドまで北の道を歩く
②オビエドからルーゴまでプリミティボの道を歩く
③ルーゴから電車でオウレンセへ移動、温泉にゆっくり浸かる(笑)
④オウレンセからサナブレスの道を使いサンティアゴデコンポステーラへ
⑤時間が許せば、コンポステーラからムシアまで歩く
こんな感じ!!
あくまでも予定なので、これから気持ちが変わる可能性もあるし、実際歩いての体調や気分で変わってくることもあると思います。
でも、とりあえず今回の日程の中でやりたいことがいい感じにまとまった行程になったのではないでしょうか。
MAPS.ME本当に便利…!ぜひインストールをどうぞ
こんな感じで、ルートのイメージをふくらませたり、こうしてルートにピンを打つことで具体的な行程を考えるのに役に立つMAPS.ME!!
ちなみに私たまゆり、まわしものみたいになってますがこのアプリの回し者ではありません!!笑
無料なので、ぜひ気になったらインストールしてみてくださいね。
それではまた、たまゆりでした〜!!!
ちゃおー!!