19歳のイタリア留学日記

イタリア留学日記4「フィレンツェの街を散策」

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昼からはフリーなので、とりあえずフィレンツェの街を散策しよう!ってことで、荷物を家に置いてドゥオーモへ。

道に迷わないか心配だったんですが、どうやら取り越し苦労だったようです。

フィレンツェの街って、どこからでもドゥオモとか鐘楼とか、何かしらの大きな建物や広場が見えるから、道が分からなくなってもとりあえずそっちの方向に向かっていけばどうにかなるんですよね。

まっったくの方向音痴な私でも、まっすぐ家まで帰ってこられたんですから、心配は要らないと思います。笑

 

家を出て一つ目の信号を曲がると、通りの先にドゥオーモの大きなクーポラが見えるではありませんか!

思わず感嘆のためいき。

 

 

暗い通りがぱっと開けて、美しいドゥオーモが現れるのです。

そうして広場までたどり着いて見上げたドゥオーモの立派さといったら!

「圧倒される」ってこういうことなのか、と思いました。重厚で、大きくて、美しくて…。

あぁ、自分の語彙の少なさをこれほどまでに恨んだことはない。笑

ドゥオーモの外側をもっとよく見たい!と思ったので、ドゥオーモの中には入らず、お隣のジョットの鐘楼へ。

美しい。

天に向かってスラッと伸びるさまと、鐘の音の美しさにこれまた圧倒されてしまいました。

 

入り口で6ユーロの入場料を払い、上の階へ。

なんとなく想像はしていたんですが、階段が超せまい。

めちゃくちゃせまい。しかも薄暗い。

しかも昇り降りどちらも同じ階段を使うので、すれ違いなんてことになったらもう大変です。

ひたすらGrazieとScuziとPregoを使っていました。笑

長く暗い階段を抜けると、そこはもう見晴台のようになっていて、ドゥオーモのクーポラがすぐ目の前に!

よくガイドブックで見るフィレンツェの街並みを背景にしたドゥオーモの写真そのままの景色です。

四方が見渡せるようになっているので、興奮しながら地図と景色を照らし合わせてみたり。

 

もう…最高!大満足!こりゃ600円取るわ!と思っていると…

あれ?まだ上へ続く階段があるではないですか。

おぉ!まだ昇れるんだ!とさっそく上へ。

さっきよりも狭い階段です。

外に出てみると、さっきよりも近くにドゥオーモが。

なんて美しいんだろうとしばし見惚れて、辺りを見回すと、あれ?また階段が…

 

そんなことが3度ほどあって、まだあるの?え、まだ昇れちゃうの?ってな感じで、結局一番屋上まで昇ってきました。

足はもうヘトヘトです。

 

でも、背の高い鐘楼の屋上からの眺めは本当に最高!

ドゥオーモのてっぺんまでしっかりと見えて、広場に居る人々は豆粒のよう。

強風でぐらぐら揺れている気がしましたが、きっと気のせいです。

自分のほうが揺れていたんだと思い込もう。

 

20分ほどのんびりと屋上で景色を眺めて、また階段を降り外へ出ました。

あの狭い階段と、落っこちそうな屋上の回廊を、ぜひ友達とわいわいしながら昇りたいなぁと思いました。絶対楽しい。

旅行会社のパンフレットでよく見る写真。笑

 

まだ晩ご飯の6時半まで時間があったので、アルノ川のほうへ歩いていきました。

川のほうへ向かう道は、雑貨屋さんやお土産の屋台、ブランド店、ジェラッテリア、ピッツェリア、リストランテがいーっぱい!

観光客でおおにぎわいで、ちょっと暗い路地も全然こわくなかったです。

広場にはメリーゴーラウンドが。

ウフィッツィ美術館の横を抜けてぱっと視界が開けると、そこはアルノ川!奥にはヴェッキオ橋が見えます。

アルノ川って、思っていたよりずっと大きくて立派な川なんですね。

ちょっと寒いけれど、開放的でとても気持ちが良いです。

ヴェッキオ橋の隣のグラツィエ橋を渡って向こう岸へ、そのあとヴェッキオ橋を渡って戻ってきました。

 

ヴェッキオ橋は、金細工のアクセサリーの店が一面にズラーーーッと並んでいて、とっても煌びやか!!

とても手の出る値段ではないですが、ショーウィンドウを眺めているだけでなんだか楽しい気分になってきます。

 

そんなこんなで散策していると、そろそろ晩ご飯の時間なので、ドゥオーモを通って、 100円均一ならぬtutti 99 centで水やら物干しを買って家へ。

ヴァレンティーナさんの作ってくれたご飯はとってもおいしかった!(メインはペンネのトマトソースでした)

 

そして宿題を終わらせ、感動を忘れないうちに書こう!ということでパソコンの前へ。

今日はたくさん歩いて疲れたので、早めにお風呂に入って寝ようかな。

なんてったって、あせらなくても1年もあるんだから。笑

 

明日もし早く目が覚めたら、朝のドゥオーモを見に行ってみようかな。

それではお風呂に行ってきます。

Buonanotte tutti!

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