リアルタイム巡礼記2019

【巡礼記5日目】太陽にきらめく、豊かな緑の世界。空も心も晴れた!

みなさんこんにちは、たまゆりです。

いま、とてもとても気持ちのいい山の上の修道院のベンチに座ってこれを書いています。

すっごく、幸せで満たされた気分!!


落ち込んだりもするけれど、私は元気です(笑)

5/20【巡礼5日目 イビリ〜セナルーサ】 歩行距離 30.5km

今日は、3日間降り続いた雨がようやく止み、太陽と青空が顔を出しました。


命からがら(笑)たどり着いた、山の上の昨日の宿「Albergue Ilazbide」を、朝6時半ごろ後にすると、空はだんだんと白んで、雲ひとつない空が明るくなって来ました。

鳥のさえずりがとてもよく聞こえて、気持ちがいい。

前回のカミーノではねぼすけだった私ですが、今回は早起きできています。

早起きは三文の徳、というけれど、こんな美しくて静かで満ち足りた時間を味わえるのなら、ほんとうに、早起きしないともったいない!と思ってしまいます。

今日は、500m近い山を、16kmくらい、街もなんにもない(牧場しかない)道を歩きました。

5日目で、かなり足にも疲れがきているのですが、朝起きると、なんだか歩ける気持ちになるのはふしぎです。


嬉しいのは、ほんとうに久しぶりの太陽!!!
ただただ、太陽と青空がそこにあることがそれだけで嬉しすぎて、本当に幸せな気持ちで山道を歩いて行きました。昨日まで、あんなに辛かったのが嘘のようだ。

昨日まで海が見えていましたが、ここからは、道が少し内陸に入り、つらなる山々や農村、牧場(は、ずっとあったけど笑)の中を通り抜ける道になります。

途中のバルで出会ったアイルランド人のブリンディンもそう言っていたけど、北の道は、本当に緑が豊か。

雨の多さゆえの水の豊富さ、植物たちの生命のいきいきとした息吹を感じます。


見渡す限りのグリーン。
ぽつんぽつんとある家々のオレンジの屋根と青空以外、大地が全て緑色。

若葉や牧場の芝生、陽に照らされた明るい緑から、針葉樹の深く暗い森の緑まで、色々なグリーンを見つけることができます。

途中、川沿いの木立の中を歩く道もあり、雨で増水したせせらぎの音が心地よかったな。

ただ、道は、泥が雨でぐっちゃぐちゃで、靴は原型をとどめないほどの泥まみれになってしまいましたが(笑)


んんーーーー!!!

今日は、本当に、天気そのものも、私の気持ちも、一気に晴れた一日だったな。


昨日まで、雨のせいか、孤独の心細さか、初日からのハードな旅の疲れか、とにかく気持ちが落ち込んでいて。

くたびれすぎて誰とも話す気持ちになれないから友達もできず余計孤独だし、道は変わらずとても過酷で、止まない雨、この先こんなんで本当に歩き続けられるのかもものすごく不安で。

ホームシック的な寂しさや、この先の不安や、自分の力不足の悔しさ、情けなさなどなどいろいろで、歩きながらだったり、アルベルゲのベッドの上でも、涙が止まらなくなったりして。


それでも、雨が去ってくれたら、きっと元気になれるだろうって信じて、あと少しの辛抱だって思って、歩き続けました。

ほんとは、途中あまりに雨が激しくて寒かった時、もう歩くのをやめて電車に乗ってしばらくホテルにでも避難しようかと思ったのだけど。

でも、なんか、歩き続けたくて、歩くのをやめられなかった。


そして、今日、こうしてこんなに気持ちいい天気の中を歩くことができた。

自分でもびっくりするくらい、あんなに落ち込んでたのが嘘みたいに元気になった(笑)

これも、この3年間、カミーノがきっかけで知った登山をやってきたおかげなのかな。まだまだなんだけど、それでもかなり、精神的に強くなったな〜と、自身の成長を感じる出来事でもありました。


さて、今日泊まっているのは、セナルーサという小さな集落にあるモナステリオ(教会に併設された僧院)の建物です。

(私信、今野先生、泊まれました!ありがとうございます!)

ここは山の上にあって、本当に気持ちがいい。


中庭にはたくさんの小さな花が咲いていて。芝生は丁寧に手入れされていて。あと、お土産コーナーで美味しい地ビール(? この僧院で作ってるものだろうか?)も売っていて。今それを飲みながら、緑に包まれて気持ちいい風の吹くベンチの上でこの日記を書いてます。


なんだかすごく、ほっとする場所。

ああ、ほんとうに途中、つらかったけど、ここまで歩いてきて良かったな。

こんな素晴らしい場所に来られて、感謝しかありません。

このセナルーサから先は、ピカソの絵で有名なゲルニカを通り、大きな街であるビルバオに至ります。

「北の道は、特に前半がめちゃめちゃハード」という話を聞いていましたが、ほんとにそのとおり!

毎日200m、300m以上のアップダウンをなんども繰り返した道は、この先ようやく(?)もう少し平坦になるようです。

いやあああ〜〜〜〜ここまでキツかったっ!!!!!!

本当に、本気でこの道を歩き続けられるのかすごい不安になったもん…。


もし、初めてのカミーノでこの北の道を選んでいたら、私は間違いなく3日目くらいでリタイアしていたことでしょう(笑)

身体は毎日ヘトヘトでつらいですが、とにかく今は、そうして与えられた試練に挑戦する毎日が楽しくて仕方ない。

こうしていると、本当に私は、歩くのが好きなんだな〜〜と実感します。好きじゃなきゃやんないよねそんなこと!!笑

うん、そういうわけで、今日の日記はこれくらいにしておこう。

明日はゲルニカの10kmくらい先にあるアルベルゲを目指し、その次の日は、大きな街ビルバオに個室のバスタブ付きペンションを予約しちゃいました(笑)

よっし!!!

明日も元気に歩くぞ。

それでは、また!たまゆりでした。
おやすみなさい。チャオ!

 

続きはこちら。

【巡礼記6〜8日目】「みんなから好かれる自分」をぶっ壊した、その先へ。みなさんこんにちは、たまゆりです! スペインは昼の14時半。 いま、ビルバオのグッゲンハイム美術館近くのカフェでこれを書いてます...

 

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POSTED COMMENT

  1. クリストフ より:

    しばらく日記がアップされなかったので、少し心配しましたが、ほっとしました。セナルーサに泊まられたのですね。帰国されたら、ゆっくりお話を聞かせて下さい。リュファンによると、この後も別の大変さが待っているようですが(前もって情報がない方がいいと思うので、書きません(笑))、たまゆりさんなら大丈夫でしょう。また役に立ちそうな情報があればコメントします。

  2. やまぴ より:

    元気になって良かったです(笑)
    疲れや天気で気分が落ち込んでしまうことはありますよねー。

    それにしてもきれいな景色!続き楽しみにしてます。
    がんばって!Buen Camino!

  3. 匿名 より:

    Day 7 ビルバオ着。メトロポリタン オステルというところ。10ベッド部屋で10€。夏まで閉めている宿が多くて困るね。今日は距離を短くしました。

    悪天候が続くなか、一人でとても辛かったと思うがよく耐えた!君が元気を取り戻して私はとても嬉しい。そうこなくちゃ!

  4. 匿名 より:

    リターンライダーでした・・

  5. 匿名 より:

    今日、その修道院を通過しました。修道士さんの話では、昨日は日本人が6人も泊まったとか?!きっと一人はたまゆりさんと想像しました。
    私は今日はゲルニカ泊まりです。ビルバオ到達は2日後です。

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