リアルタイム巡礼記2019

【巡礼22日目】雲の上の高原、透明な朝。ささやかで確かな願い。

こんにちは!たまゆりです!
 
ああ、ついつい気付くと日記を書きかけで溜めてしまう…。ほんと、毎日歩いて食べて寝て書いてってしてるだせなのに、飛ぶように時間が過ぎていく、なんでだ!!!笑
 
不定期かつ好き勝手書いてる日記ですが、のんびりお付き合いくだされば幸いです。
 
 
 
6/6【巡礼22日目 ベガ・デ・サリエゴ〜オビエド】歩行距離 26.6km
 
 
今日も、ほんっっとーーーに緑が美しい道だった…!!!
 
今までの道にもアップダウンはあったものの、泊まる町があるのは大抵標高の低い、海に近い海抜ほぼゼロのところが多かったんだけど。
 


昨日400m一気に標高を上げてから今日の目的地オビエドまでは、ずっと山の上のちょっとした高原のような場所を進みました。
 
 
朝起きてすぐは、山の下に雲海が広がっているのも見えて、まるで雲の上の広い平原に来たかのようでとっても気持ちがよかった!
 
 
ここまで海からの湿った風のせいか、かなり肌にまとわりつくような湿気が多かったのだけれど、やはり山の上であるせいか空気もとても乾いてカラッとしていて、本当に気持ちがよかったです。
 
 
露に濡れた木々の緑が朝日に照らされるのは、毎日どれだけ見ても飽きない景色です。
 


濃い緑、淡い緑、深い緑、黄緑、青緑…
ありとあらゆる緑色を集めて来て作ったステンドグラスのように、空に向かって何層にも重なった葉っぱが綺麗な木漏れ日の模様を描きます。
 
 
 
西へ進んでくるにつれて、だんだん周りにも標高の高い山が姿を現し始めます。
 
 
 
これから進むプリミティボの道は、最高地点で標高1200m近く。
あの辺に見えている山のようなところを登っていくのかな…?!と思うと、ちょっと大丈夫かなあという不安もあり、でも大好きな山だ!!!!というのでめちゃくちゃテンションが上がります。
 
 
 
さて、今日は、プリミティボの道の起点であるオビエドに到着しました。
 
今日はあらかじめ、ホテルを予約してあって、そこにのんびり泊まっています。
 
 
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以下Instagramの投稿より↓
 


カミーノ恒例(?)
歴史ある街で、老舗五つ星ホテルに泊まってみました!
 
せっかくスペインまで来て、歴史ある街に泊まっているのだから、1日だけでも贅沢を…!
 
というわけで、今回はオビエドという街の歴史ある老舗ホテルに泊まっております。
コレ、ホテルチガウ。城です、完全に。
 
(ちなみに前回フランス人の道を歩いた時には、レオンという街で国営ホテルのパラドールに宿泊しました!アルベルゲだったら10泊できるおねだんです!!!笑)
 


もうあまりに場違いすぎて、レセプションでは完全に道に迷って聞きに来た迷子だと思われてた。あのぉ〜、予約してるんですけどぉ〜って言ったらすごくお兄さんに謝られた。逆にこっちがごめんなさい。
 
写真見て。靴下に盛大に穴空いてるからね。
すごい場違い!!!笑
 
 
いまはゆっくり湯船に浸かって、近くのスーパーで買ったワインとおつまみで一人乾杯してます。
 
最高です🍾
 
 
英気を養い、明日からまたがんばるぞー!!!!
本当にありがとうございます🌟🌟🌟
 
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久々に使った湯船は、ほんとのほんとに気持ちがよかった…!
 
ベッドが広くてふかふかで、独り言も好きなだけ言えるし、好きな音楽をかけられるし、荷物広げられるし、耳栓はいらないし、虫さされの心配もないし、すっぱだかで寝られるし!(私、家では裸族なんです…。)
 
 
すっかりリフレッシュして、明日からも元気に歩けそうです。
 
 
 
 
 
ところで、昨日のアルベルゲはここまで何度かすれ違って仲良くなった人たちで、ほぼ貸切状態だったんだけど。
 
カミーノについて色々な話をしていく中で、なにか自分の軸というか芯というか、やりたいことについての片鱗がちらりと見えたような気がした。
 
 
 
私は日本を変えたい、とか言ったらね、おおごとすぎるんだけどさ。恥ずかしいな。でももんのすごーーーーーくざっくり言ったらそういうことだ、と思った。
 
それはガラリと大勢を変えるとかそういうことじゃない、たぶん。
 
ただほんのちょっとでも、誰か一人でも変わるきっかけになるような、後ろ姿であればいいと思う、自分が。そしてその変化はたぶん、人から人へ連鎖していくんだと思うの。だからほんの小さな一歩でも、背中を押せたら。そんなささやかだけど、傲慢かもしれないけど、確かな願い。
 
 
 
手放しにスペインがいいとか、日本がいいとか、どっちも褒めたりけなしたりするわけじゃない。
 
それでもやっぱりこうして外国に出て考えてみると、今の日本の姿、そこに生きていた自分がとてもとてもふしぎで、いびつで、なにか大切なものを蔑ろにしていたと思えてならない。自分なりにそのいびつさと向き合ってたつもりだったけど、なんか、それでも全然色んなこと見ようとしてなかったんだなって、悔しくて。
 
 
この道を歩いていて、色んな国の人と出会い、日々、いち日本人としての心を問われる毎日を過ごしているから余計そう思うのかな。
 
 
 
20代の前半、今の好きな仕事に出会うまで、ずっとこんな疑問を抱きながら、働いていたのを思い出した。
 
なんのための仕事だ?誰のための仕事だ?本当はしたくないことを、会社のため、生活のため、そんな風に割り切って、やり続ける。それって、結局誰を幸せにしてるんだろ?この仕事の先で本当に笑顔になる人はいるのかな?自分に嘘ついていないかな?目の前の人を騙していないかな?心から良いと思ってやれてる?100年先の自分の子孫は笑顔で暮らしてるかな?このままでいいのかな?未来に繋がるのかな?便利の裏で誰かが苦しんではいないかな?それを見ないふりしていないかな?矛盾を全てなくすのは無理でも、せめて努力を、したいのに。まっすぐ生きたいと思うのは、生き抜くために不要なこと?余計なこと?
 
 
私はその自分の疑問に応えてあげることができなかった。納得できないルールに従う賢さも、納得できないルールを突破する強さもないから、この世界では生きていけないんだと思って、諦めて死のうと思ったことだってあった。
 
だけどそれでも生きていく方法はあるんだって色んな人が行動で教えてくれて、その無言の圧力のようなものから一歩、はみ出してみることにした。
 
でも、それにはとても勇気と時間が必要だった。たくさんの人の、はみ出しながら矛盾と一つ一つ向き合ったり戦ったりどうにか折り合いをつけたりしながら、諦めないで最大値でまっすぐ生きる後ろ姿を見せてもらうことが、必要だった。
 


だからきっと私は、私も、示したいんだなと思った。私の行動で。そうして私を諦めから助けてくれた人がたくん、いたように。この日本のどこかの誰かにとっての私も、そんなふうに見えていたなら。実験というのにも近い。多分ものすごくバカみたいなんだろうけど。
 
 
今はまだ無理でも、力を積み重ねて、踏み出して欲しいから。一歩を。
 
 
多分私がブログを書くことの一つの理由はそれなのだ。もちろんなによりも自分自身のためであることに変わりはないけれど、そうであったら良いと思って、たぶん今日もこうしてこの文章をここに打ち込んでる。そう思いました。
 
 
 
うん。
長くなっちゃった!
 
 
今日はここまで、おやすみなさい!たまゆりでした。
 

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