みなさまこんにちは、何もない場所でよく転んで捻挫しがちなたまゆり(@tamaoyurika)です~~~!!!
さて今日は、以前書いて以来、たくさんの方にお読みいただいているこちらの記事の続編です。
前回の記事では「どんな機能を使って、どんな方法で旅自撮りをするか?」を詳しく解説しました。
今回はより踏み込んだ内容として「もっとクオリティの高い、ストーリー性のある旅自撮りを撮るにはどうしたらいいか?」について書いていけたらいいなと思います。
人は「ストーリーのある写真」に惹かれる
人は「ストーリー性のある写真」に心惹かれるものだと思います。
ただ被写体を写しただけのものではなくて、その背景が見えるもの、その被写体が過ごしてきた過去の時間とか、まわりを取り巻く環境とか、そういったものまで表現されていると、そこにストーリーが生まれて、見る人の興味や好意をぐっと惹きつけます。
一人旅には、伝えたいストーリーがいっぱい!
旅には、特にひとり旅の中には、それがどんな旅であっても必ず「ストーリー」って生まれるものだと思います。
初めての土地でひとりきりでの苦労や失敗、予想しなかった感激の場面。初めて出会う風景や、現地の人たちとの出会い、感動。
そんな自分だけの旅の中のストーリーを、その場にいなかった人にまで伝えられる手助けになりうる。
それが旅自撮りの大きな魅力なのではないかと思います。
この感激を、自分しか知らないなんてもったいない!
私自身も、ひとり旅を重ねる中で
「この感激を、自分だけが知っているなんてもったいない!」
「もっと、たくさんの人に伝えたい!」
そんな想いから旅自撮りを始め、かれこれ4年、旅先で自撮りを続けてきました。
今回はそんな私が旅自撮りをする中で、工夫しているちょっとしたテクニック(?)のようなものをお伝えできたらと思います。
ストーリー性が生まれる一人旅自撮りテク5選を紹介!
テクその① 風景の中に、ぽつんと自分
これはやっぱり、王道なのではないでしょうか。
旅先で壮大な美しい景色に出会った時、ただ目の前にある風景を写真に収めるだけでは、そのスケール感や感激が全然伝わらない…そんな経験をしたことのある方はとても多いんじゃないかと思います。
あんなに感動した風景なのに、あとで写真を見返してみたら壮大さが全然伝わってないじゃん!!ってなることの多さよ…。
そんな時に試して欲しいのが「風景の中にぽつんと自分を入れて撮る」ことです。
自分という人間が画面の中に加わることで、スケール感の対比ができ、風景の壮大さがとても伝わりやすくなります。
そこにさらに、びっくりした顔とか、とびきり感激した笑顔の表情が入っていたら…
ただ風景を撮るだけよりも、何倍も何十倍も、感動が伝わる写真になるのではないでしょうか。
このショットは、私が旅する中でも一番といっていいくらい多用する撮り方です。
特に、自然の多い場所に旅をする方にはとてもおすすめの方法です。カメラから離れなきゃいけない分、歩く距離は自然と増えてしまいますが(笑)
テクその② 朝焼け・夕焼け・星空にはシルエット!
旅先で見る朝日や夕日の美しさって、格別ですよね。
日本とは違う風景、日本とは違う空気の色、雲の形まで一味違った特別なものに見えます。
そんなシーンでぜひ撮って欲しいのが、自分のシルエットを入れた写真!!
風景自撮りのデメリットのひとつに「明るさの調整がうまくできない」というのがあります。
一人なので、どうしてもカメラの設定を合わせてから写真に写りに行かなければならず、リアルタイムで明るさを確認しながらシャッターを切ることができません。(スマホのリモコン機能とか使えばできるけど、いちいち接続するのめんどくさいっ!笑)
なのでどうしても、特に明暗差の大きくなりがちな夕焼けや朝焼けのシーンでは顔などを写すことが難しくなります。
それを逆手に取るのが「シルエットを活かす」方法。
こちらもさっきの方法と同様、ただ夕焼けや朝焼けを写すだけよりも、自分の黒いシルエットが映り込むことによって画面にコントラストが生まれてよりドラマチックな写真になります。
「SNSとかに上げたいけど、顔が映るのはちょっと…」という人もこれなら安心ですね。
シルエットの場合は、横顔を写したり、特徴的なシルエットのものと一緒に写ったり、ポーズを少し工夫してあげるとより動きがあって面白く、ストーリーが伝わりやすい写真になると思います。
自転車やバイク旅なんかされる人は、愛車と一緒に撮るのもめちゃくちゃgoodですね。
私の場合は、バックパックを背負ってるのがトレードマーク?みたいな感じなので、それが伝わる向きで写ってみたり。
また、夕焼けや朝焼けだけでなく、長時間露光機能があるカメラなら、星空を撮る際にもぜひ自分のシルエットを入れてみてください。
星を眺めていた時の自分の気持ちまで蘇ってくるような、いい写真が撮れますよ。シャッターが下りるまでの間、動かずに止まっているのがちょい大変だけど!!笑
テクその③ 横からカメラマンに撮られてます風
これはですね、街中でも自然のある場所でも使えるテクニックです。気軽にできるので是非試してみて!
特に、歩いているシーンや移動中など、何気ないけど動きのある瞬間に撮るのがおすすめかな。
方法としては、もう本当にそのまんまなんですけど…(笑)
まるで隣に専属カメラマンがいるかのような気分で、
ドキュメンタリー撮られてます感を出しながら歩く!!!
これだけ!!!!笑
ポイントはズバリ「横から撮ること」。
なるべく腕を伸ばしてカメラを自分の体から遠くへ離し、伸ばした腕が映らない角度に注意して、自撮りっぽさを出さないように自然に前を向いて歩いたり、たまにカメラに笑いかけてみたりしながら撮ります。そう、まるで隣にインタビューしてくれるカメラマンさんがいるかのような気分で。
こうすることで、ものすごく自然な旅中の自分を撮ることができます。
先に挙げた二つのように、壮大な綺麗な景色!感動が伝わる!という感じではないのだけれど…
何気なく撮られた何気ない一枚という感じが、より旅のストーリーや雰囲気を伝えてくれると思います。
映画とかでも、感動のクライマックスシーンだけじゃなくて、意外な何気ないシーンが心に残っていたりすることありませんか?
電車やバスの移動中にも、窓の外を眺める自分の横顔を撮ってみたりするのもいいかも~!
テクその④ 足元だけを写して想像力をかきたてる
前回の旅自撮りの方法の記事で私がオススメしている「カメラ地面に直置き戦法」。
この方法の弱みを強みに変えるのがこのショットです。
特に、私のように歩くことが多い人、自転車なんかに乗る人にもおすすめ。
カメラの視点はそのままで、ひとり歩いて遠ざかっていく足元を写すことで「旅の楽しさの裏にあるちょっとした切なさ」というか…「旅情」までも表現できる気がします。うまくいえないのですが。
逆に、楽しく歩く軽い足取りを写すことで、顔は写さなくても、この先の旅路にワクワクする自分の心を伝えることもできるのではないでしょうか。
また、足元にフォーカスすることで新鮮な構図が生まれるのも魅力の一つです。
普段、写真は自分の顔と同じくらいの高さから撮ることが多いもの。
しかし、ちょっといつもより視点を下げてみることで、一味違ったワンショットが生まれます。
上の項目でも書きましたが、旅をする中で魅力的なのは、見渡すばかりの壮大な風景だけではありませんよね。
自分だけが見つけた足元の花や、石畳の模様、景色がキラキラ映り込む水たまりなど、何気なく見つけた素敵なものと自分の姿を一緒に写すのも楽しいです。
テクその⑤ 人と過ごす時間を横から撮る
ひとり旅の一番の魅力とも言えるのが、旅先での人との出会いではないでしょうか。
そんな出会いの素晴らしさが伝わる写真を撮るのにも、旅自撮りのテクニックが使えます。
「みんな、こっち向いて~!はいチーズ!」でぱしゃっとカメラ目線で撮るのもいいものですが…
ちょっと一味違う、カメラ目線じゃない、誰かと一緒の思い出の写真を撮ってみるのもすごくおススメです。
方法はとっても簡単。
みんなで談笑していたりご飯を食べているテーブルから、ちょっと離れた場所にカメラを置いておいて動画orセルフタイマーで写真を撮れるようにしておき、そのまま輪の中に加わって談笑するだけ。
この方法を使うことで、そこにいる人全員のより自然な表情が撮れて、その時の場の雰囲気、リラックスしたムードまで伝わってくるような臨場感のある写真が撮れると思います。
あの時、こんなこと話したなぁとか、こんな話で盛り上がったなぁとか。
あとで旅の写真を見返した時、思い出が鮮やかに蘇ること間違いなしです。
以上っ!!
旅自撮りをよりクオリティアップさせる、ストーリー性ある旅自撮りの方法をお伝えしてみました。
いかがだったでしょうか~~!!!
大事な人に感動を伝えよう。SNSで発信しない人にも、ぜひやってほしい!
先の記事でもお伝えしたのですが、旅自撮りをすることで、一人旅をさらに何倍も楽しめると思います。
私のように、撮った写真を使ってブログやSNSで発信はしない、という人にも、ぜひこの旅自撮りをやってみてほしいな。
多くの人に向けて発信するわけじゃなくても、ひとり旅って、ひとりだからこそ、その楽しさを伝えたい相手がいますよね。家族だったり、友達だったり、恋人だったり。
「どうやったら、この感動を日本に鮮明に持ち帰れるんだろう?」
「どうやったら、この楽しさがここにいない人にも伝えられるんだろう?」
そんな、ひとり旅ならではの願いを叶えられるステキな方法のひとつが旅自撮りだと思います。
特別なカメラなんてなくても、いますぐスマホのカメラでだってはじめられます。
ひとり旅に出られるみなさま、ぜひ、ご紹介したテクニックを試してみてくださいね♪
それでは、また!
たまゆりでした~~~♪ちゃおっ!