みなさまこんばんは、たまゆりです!
昨日、やっと、来年5月からのスペイン巡礼北の道へ行く航空券を取ったどーーー!!!
という記事を書きました。
昨日facebookでシェアした時にも書きましたが、2016年にフランス人の道を歩いてから3年が経ちました。
これまで、仕事のこと、お金のこと、日程のこと…今行けない理由や今じゃなくてもいい理由は挙げようとすればいくらでもあった。
実際、悩んだ末その気持ちに負けてしまうくらい、今までの3年間の私にはまだこの旅に対する心の準備も、知識・体力など実際の力も足りなかったのだと思います。
でも、3年間カミーノには行かなかったけれど、その選択を間違いだったなんて決して思わない。
この3年、多くの壁にぶちあたって、自分なりにたくさん地元犬山という場所で挑戦をしてきて。
その3年に嘘はないと思うし、全力でやってきたって、まぁだいたい(笑)胸張って言える。
3年間培ってきた気持ちや小さな自信が、不安を凌駕して弾けた今、迷いはなくなりました。
誰に何を言われてもこれが人生で一番のやりたいことなんだって思えている。
そんなふうに腹を括れた今になってようやく、サンティアゴの道に「呼んで」もらったような気が、なんとなくしています。
私の中では、なんか、カミーノって「人生を賭けてもいい覚悟」ができたら呼んでもらえる場所なのかもしれないと勝手に思っています(笑 重っ!!)
とりあえず
やっと、、、、
準備できたぞ〜〜〜!!!!
っていう感じ(笑)
そう、それでですね。
この3年間、ずっと心に持ち続けていた迷いがもうひとつありました。
それは「次の巡礼に、テントを持っていくかどうか?」。
それも答えを出しました。
結論から言います。
やってみます。
スペイン巡礼北の道に、テント持っていきます。
これもですね、3年間迷い続けていたことでした。
「次のスペイン巡礼にテント持って歩きに行くんだ!」って思ってテントを買ったし、それを胸に秘めて日本の山でもテント泊の登山に挑戦しました。
そこまでしてたのに、これもつい数日前まで、ぜんっぜん踏ん切りがつかなかったんです。
「いや~やっぱりテント背負うなんて重いし大変そうだし危ないかもしれんし、別にわざわざ時間がない今回じゃなくてもよくない?それより荷物軽くしてゆっくり楽しんで歩けた方がよくない?」
そんなふうに思っていたこともあった。
でも。
飛行機のチケットが取れて、巡礼の旅が具体的な近い未来になって。
そんな状態で、改めてもう一度ちゃんと考えてみたら、やっぱりテントは持っていきたい、と思ったのです。
「大変かもしれないけど、それでもやっぱり試してみたい。
できるかできないか、うまくいくかいかないかは分からないけど、
やりたいんだったらやってみようよ!」
そんな心の声を聞いた気がしました。
やれるかやれないかはわからないけど、まずはやってみる。
ダメだったらその時は、ごめんなさい!笑
さて、そういうわけで、テントを持って行くことはとるもとりあえず決めました。
で、次はもっと具体的な話。
実際、テントを持っていくと言ったって毎日外で野宿するわけではありません。たぶん。
旅のスタイルとしては、もちろんアルベルゲに泊まりますし、時と場合によってキャンプ場にテント張って泊まります。あと、もしいい場所があってある程度の安全が確保できそうなら、野宿することもあるかな…?あわよくばしたいな…?
一体その割合がどんなものになるかはまだ想像がつきませんが、とにかく臨機応変に時と場合によって使い分ける、という感じを想像しています。
目標は、とりあえず1泊でもテントで過ごせたら100点あげたい!!
くらいの気持ちで行こうと思っています!!せっかく持ってくなら1泊くらいはしたい!
そして、もう一つリスクヘッジ(?)として。
よく考えてみたら、無理だと感じたらその時は途中でテントを持つことをやめることもできます。
近くの町の郵便局からゴールのサンティアゴ・デ・コンポステーラに局留めで荷物を送ればいいのです。料金もそう高額でもないので貧乏旅でも払えると思います。
(フランス人の道を歩いた時も、重すぎる荷物を一部ゴールへ先に送ることをしている人を何人か見ました!)
それに心配のタネであるザックの重さも、昨晩よくよく考えて知恵を絞り検討してみたら、持っていくものを絞ればなんとかいけそうに思えました。
まだ全然ちゃんと詰めてないのでこれからもっともっと要検討ですが。
最低前回と同じアルベルゲ泊の荷物の他に、
・テント一式とグラウンドシート(寝床)
・バーナーとガス缶とコッヘル(食事用)
これだけあればなんとかなりそうです。
ヘッドライトや寝袋など、テント泊の必需品はどちらにしろアルベルゲ泊でも必要なものなので。
そうすると、3年前のフランス人の道での荷物の重さ(8~9kgくらい)から+2.5kg程度で抑えられるんじゃないかなぁ…!!?と思っています。
トータルで10kg以下になったら最高だけどなぁ。
+2.5kgの重量プラスは、この3年続けてきた登山の経験が頼りになると信じて…!!
そのほか、細かな宿泊場所や方法、持ち物などについてはまだまだ検討の余地がありそうです。
この記事でも紹介した、以前に北の道をテントで歩いた人のブログとか、
以前いただいたスペイン語の北の道ガイドブックの地図とか、
Cicerone The Northern Caminos: Norte, Primitivo and Ingles (International Walking)
- 作者: Dave Whitson,Laura Perazzoli
- 出版社/メーカー: Cicerone Pr Ltd
- 発売日: 2015/03/05
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前回もお世話になりまくったオフライン地図アプリMaps.meとか
(巡礼路上は、水飲み場とかアルベルゲ情報とかめっちゃ充実してました。これがなかったら多分私遭難してる笑)
このあたりを使って、色々調べておおまかな計画を立ててみたいと思います。
スペイン語も、できれば少しは上達しておきたい。
私、こういう下調べとか準備の時間そのものが大好きなので「調べ過ぎない方がスリルや予期せぬ出来事があって楽しいのでは?」と思いつつ、ついついやってしまいます。笑
でも今回は、歩いたことのない道とはいえ2度目のカミーノ。
力抜くとこは思い切り抜いて(でも入れるとこはめっちゃ入れて!)、楽しく、ゆっくり、巡礼道への愛をかみしめて伝えながら歩けたらと思います。
うん、そんなかんじ!
もし「実はカミーノにテント持って行こうか迷ってたんだよね〜」って方がいらっしゃれば、つながれたらうれしいです。
それではまた、たまゆりでした!