みなさま、こんにちは!
あけましておめでとうございます。
昨晩は紅白歌合戦を見て「真に心ある人の歌は、時代が変わっても心を揺さぶるんだなぁ」と深く感激しました。たまゆり(@tamaoyurika)です。
みなさまはどんな一年の締めくくり、そしてお正月を迎えられましたか?
ちなみに私は、午前中駆け込みで大掃除をして、お昼に年越しそばを食べて、ちょっと休憩…と思って愛犬(湯たんぽ係)とベッドに寝転んだら、そのまま寝落ちして夕方まで眠ってしまう、そんなグダグダな一年のしめくくりでした(笑)
そういうわけで(どういうわけ?)
無事に年の開けた今日は、2019年からこの先、私がやっていこうと思っていることをお伝えしようと思います。
1.スペイン巡礼・北の道800kmを歩く!
ついに、ついに!この時がやってきた〜!!
このブログでも何度かお伝えしている通り、2019年5月半ばから6月の終わり頃にかけて、スペイン・サンティアゴ巡礼道の「北の道」という海に近いルートを約800km歩いて旅をします。
バックパックに、寝袋・テント・着替えなどなどすべて詰め込んで背負い歩く。
1日15〜30kmくらいを歩き、約1ヶ月半ほどかけて約800km、スペインの東端の街「イルン」から西端近くにある「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」という街を目指します。
前回は叶わなかった「北の道」へ
私は2016年春に、同じスペイン巡礼道の「フランス人の道」というルートを800km歩きました。
↑当時の巡礼記はこちら。泣いたり笑ったり挫折したり恋したり失恋したり忙しい巡礼記です(笑)
実は前回の旅でも「北の道」を歩こうと思っていたのですが。
「北の道」は「フランス人の道」よりもアップダウンが多く、体力がより必要で、道中の巡礼宿や巡礼者も少ないということから、以前の自分のレベルには適していないかもと思い、予定を変更しました。
そんな、3年前に歩けなかった「北の道」に今年こそ挑戦したい!
そんな目標に向けて、航空券をとったり靴を買ったりと、少しずつ準備を進めている毎日です。
異国でのテント泊にも挑戦!
そして今回はもうひとつ「テントを持参して、巡礼路上でテント泊をする」というチャレンジをしてみたいと思っています。
めちゃくちゃな運動オンチでスポーツはおろかアウトドアなんてやったこともなかった私が、
巡礼の旅をするため山登りを始めて、勇気を出してテントを買って、おそるおそる山でのテント泊をはじめて、そこから何度かテント泊登山や野宿をして…
こう思うと、運動オンチ&アウトドア知識ゼロの状態から、けっこう成長したなぁ〜と感慨深くなってしまいます!笑
そして今度は、夢だった「海外でテント泊」に挑戦!
スペイン巡礼道でのテント泊については情報も少なくて、自分の技術的にもどうなるかは未知数。
とにかく新しい一歩として、挑戦したいと思います。
2.山小屋で働く!
巡礼の旅から帰ってきた直後の7月からは、日本の北アルプスの山小屋で働くことが決まりました!
これも私の中で、大きなテーマに向けての挑戦のひとつだと思っています。
最近よく発信活動をしていたTwitterではよく書かせてもらっていたのですが、
私の夢は
「旅と好きな仕事を両立させたライフスタイルをつくること」。
それは、この一年を通して自分に再確認したことでした。
恵まれた環境での仕事、それでも…
私は今までけっこういろんな仕事を転々としました。
仕事に就いても、しばらくすると長期の旅にどうしても出たくなって、仕事を放り出して飛び出すことの繰り返し。
2017年あたりまでは、その「放り出す仕事」も、「どうせ放り出すんだから、できるだけ楽して責任のない仕事を」と考えて選んでしまっていた。
だから、自分の仕事には全く自信がありませんでした。
でも、2018年に出会い携わった仕事は違いました。
自分の好きなデザインや接客の仕事を通して、たくさんの人の役に立つチャンスがもらえたし、新しい挑戦もいっぱいできた。自信もできた。
心から尊敬する上司や同僚にも日々たくさんのことを教えてもらい、迷惑も時にかけながらも少しずつ成長できる環境に、とても満足していました。
でも、そんな恵まれた環境にあっても、それでもやっぱり「長期の旅がしたい」という気持ちは消えなかった。
https://tamayuricamino.com/entry/zakkastaff
旅ができなきゃ、私の人生意味がない
そして気がつきました。
「なるほど、たとえどんなに好きな仕事をしていても、旅に出れないんじゃ自分にとって人生に意味がないんだな」と。
そこで決意したのが
「旅と好きな仕事を両立させたライフスタイルをつくること」
でした。
そんなに旅が好きなんだったら、もうはじめから旅ありきのライフスタイルを組んでしまえばいいではないか!と思いなおすようになったのです。
「山小屋で働く」=夢のライフスタイル実現に向けての第一歩
そして考えた結果、ぴったりくるのではないかと思ったのが山小屋の仕事。
山小屋は、春〜秋にかけての季節営業のところが多く、オンシーズンは住み込みで休みも少なく働く代わりに、オフシーズンは完全な長期間のオフになります。
なので、もし山小屋の仕事に自分が適していれば、この先旅を人生に組み込むための手段としてぴったりなのではないか、と思ったのです。
山小屋の仕事はきっとすごく大変だろうし、ホームシックとかになりそうだし、住み込みでいろんな人と密接に関わる機会も多いから、苦しいことも多いような気がする。
以前の自分なら、自信がなくてぜったいに初めからあきらめていたと思います。
でも「挑戦してみよう」と思えるようになったのは、2018年、素敵な仕事に出会えたから。
これからは、
「できるだけ楽で無難な仕事でお金を稼いで、旅に出よう」
という方向ではなく
「自信を持って好きな仕事に携わって、旅にも思い切り出かけよう」
そんな風に、旅と仕事を両立させられたらいいなと思っています。
3.実家を出て長野県に住む
山小屋の仕事は、予定では11月の末ごろまで。
それが終わったら、愛知県の実家に戻ってくるのではなく、そのまま長野県で暮らそうと思っています。
12月から、安曇野のシェアハウスに3ヶ月ほど住まわせていただく予定。
5月にカミーノ行って6月に帰ってきてすぐ山小屋の仕事が始まって、そのあとシェアハウスに引っ越す…みたいな怒涛の流れ!
とにかく動き回ることが多くなるだろうし、そのあともどんどん行きたい場所へ出かけたい。
なので、身軽でいたい。モノの重さに引っ張られて停滞しすぎてしまうことのないように。
そのため、今のうちに自分の持ち物を少なくしていこうと、いろんなものをどんどん捨てている今日この頃です。
もうひとつの目標「広い意味での自立」
そこでつながってくるのが、私のもう一つの大目標。
「生活コストを下げ、自力でやれることの幅を広げたい」
です。
前回カミーノから帰ってきて今日までの3年間、色々な方法で生活コストを下げる試みをしてきました。
部屋にティッシュ置くのやめたし、車も手放して自転車&公共交通機関生活になったし、携帯電話も解約してWiFiルーター生活に切り替えました。冬場はお風呂も毎日入りません。服はほとんどアウトドアウェアかのび太くんみたいに着回しだし。プチ断食的なのを取り入れて朝ごはんも食べるのをやめて、昼ごはんも食べないこともけっこうあります。
不便だなぁと思うことももちろんあるけれど、だからといって心が荒むほどでもない。むしろ、必要十分・等身大なものだけで暮らすのは心地がいいです。
「ただ生きているだけでかかるコスト」がかなり減ったおかげで、未来への不安に苛まれることが少なくなりました。
長野で一人暮らしの理由
今は実家にいさせてもらっているから、それが実際のところどれくらいコストがかかっていて、どれくらいの収入があれば自分が「これでいいな」と思う暮らしができるんだろう?というのを知りたい、だから1人で暮らしたいというのがまずひとつ。
長野を選ぶ理由としては、長野って食材、とくに野菜が安くて豊富だなぁと思うこと。
そんな食料自給率の高いところに暮らしてみることで、生きることの根本にある「食べること」について、少しでも自力でやれる部分を増やすきっかけが得られればいいなと思います。
そうしてさらに、生活コストを下げる手段を色々試していきたい。
山小屋の仕事がない間には、生活費の足しとして期間的な農園での収穫なんかのお仕事にも挑戦してみたいです!
4.ワーホリビザで長期間スペインに行く
これは、2019年の目標というよりは、さらにその次の年の目標なんですが。
ワーキングホリデービザを使って、スペインに1年滞在してカミーノを歩きまくりたいと思っています。
ワーキング・ホリデーとは
ワーキング・ホリデーとは、
2国間の協定に基づいて、青年が異なった文化の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証及び出入国管理上の特別な制度である。 原則として、各相手国ごとに一生に一度しか利用できない。
2017年から、この制度の協定国として新たにスペインが加わりました。
普通は学生ビザや就労ビザなどを取らないと、約1年という長期間スペインに滞在することはできません。学生ビザであれば滞在期間中必ず語学学校に通っていなければならないし、就労ビザは働いていないといけない。
でも、ワーキングホリデービザはその名前の通り
「休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証」
なので、平たくいえば滞在中に好きなことをして1年間その国にいてもいい制度なのです。(私の理解がまだ平たすぎて語弊があったらごめんなさい…。)
タイムリミットはあと3年、チャンスを逃す手はない!
そしてこのワーホリビザを得るための条件として「申請時点で30歳以下である」必要があります。
つまり、今26歳でもうすぐ27になろうとしている私にとってリミットはあと3年!
そんなせっかくのチャンスを、逃す手はない!と思いました。
目標は2021年、ワーホリビザを取ってスペインへ行って、その間に、いろんな季節のいろんなカミーノを歩きたいと思っています。
(カミーノ=スペイン巡礼道には、北の道やフランス人の他にも様々なルートがあるのです。)
そして、アルベルゲでのボランティアや現地のカミーノに関する仕事にも触れてみたい。
で、そのためにはスペイン語をもっと上達させたい…!!!!
イメージとしては、山小屋にいる間絶対休憩時間とか暇なので、その時間を利用してスペイン語を上達させられればいいなぁと…(笑)そんなうまいこといくのかーっ!?笑
以上です!!
以上、わたし、たまゆりの2019年からの計画とやりたいことをお伝えしました。
3年前は「スペイン巡礼を歩くこと」そのものが壮大な目標で、それを叶えるための小目標に「登山をはじめる」とか「ブログを書く」とかがあった。今は「遊牧民みたいに旅して生きる」という大目標の中の一部に「スペイン巡礼に行く」ことが組み込まれてて、ちゃんと前に進んでんだなぁと思えて嬉しい
— たまゆり(めざせ遊牧民) (@tamaoyurika) 2018年12月13日
Twitterにも以前こんな風に書きましたが。
3年前の私にとって「スペイン巡礼の道を歩く」って、めちゃくちゃ遠い夢で、大きな大きな目標で。それが終わった先の景色のことなんてとても考えられないくらいだった。
でも、当時それだけ高い山に見えていた場所の、さらに先を目指そうって今思えている。
そのことがすごくうれしいなぁ、と思います。
たぶん、私の人生、こうやって山々をかきわけるように、進んではまた次の山が見えて、そこへ夢中で登ってはまた新しい景色を見つけて…
そんな風に進んで行くのかもしれないな。
なにはともあれ、2019年も、そんな行き当たりばったりなたまゆりをよろしくお願いいたします!!!
ブログを読んでくださる方、いつも本当にありがとう!愛しております!
それではまた、たまゆりでした〜。
チャオ!