みなさんこんにちは☆
日本ではもう過ぎてしまいましたが、今日3月8日は国際女性の日。
ここイタリアでは、身近な女性に黄色いミモザの花を贈るイベント「Festa della donna(フェスタ・デッラ・ドンナ)」として人々に親しまれています。
…なーんて受け売りの知識を書いてみましたが、私は今日が初耳でした!
日本ではあまり知られていない記念日ですよね。
クラスメイトのビルがミモザのお花をくれて思わず「えっ?なんで?」と聞いてしまいました。笑
ほわほわとしていて、春の化身のように可愛らしいです。
鮮やかな黄色がポカポカの陽気に映えますね(o^^o)
街の花屋さんにも、小さなミモザの花束が並びます。
店先に並ぶたくさんのお花を見ていると、春の近づきを感じます。
こちらの男性も、黄色いミモザの花束を買っていったようです。 誰に贈るのかな?
バレンタインデーのバラと同じく、街には黄色いミモザを手にした女性をたくさん見かけました♪
日本でいうひな祭りのオトナ版ってところでしょうか?
恋人や友達だけでなく、お母さんにも感謝の気持ちとしてミモザを贈るそうなので、母の日としての意味合いも少しあるのかもしれません。
今日だけは、主婦の皆さんも家事をお休み。
夜にはレストランやバールに集まって大騒ぎするそうな。
そんな私も、今夜は女の子たちで集まって映画を見に行きます♪(女性の割引があるんだって!)
同じくシニョリーア広場のヴェッキオ宮も、今日は女性に対して無料で開放しているそうですよ。
そしてその映画は、英語音声でイタリア語字幕だそうです!笑
少しでも理解できるように、字幕をじっくり見なくっちゃ。
それでは、今日は少し早いですがおやすみなさい(^v^)/
ミモザかわいいですね。
ぼくも、メールしているイタリアの女子高生に、『彼氏からでもお友達からでも、ミモザもらった?』と聞きました。
でも、おもに社会主義国で祝われてきた『国際女性の日』がなぜイタリアでは政治とは関係のない年中行事として定着したのか不思議です。戦後のイタリア政治に大きな力を持っていた共産党が役割を果たしたのでしょうか?(ちなみに総選挙後の新政権の行方に影響を持つ今の大統領も、もとは共産党出身)
1904年にニューヨークで参政権を求める女性のデモがあり、1910年にドイツの社会主義者がこの日を女性解放運動の記念日として提唱したことから旧ソ連やその同盟国で広まり、(ちなみに中国や北朝鮮でも祝日となっており、中国では『婦女節』といいます。)現在では政治的なる味を失ってはいるものの女性に花を贈る日として定着しているそうです。